52:名無しNIPPER[saga]
2021/07/29(木) 23:52:01.54 ID:nyqzDWJ50
歩美「友達…?」
「そっ。数少ない私の信用に足る頼れるお友達」
「私があのちんちくりんに屈辱を受けてから…何度も復讐するチャンスを狙っていた…」
「住所の特定までは割と楽だったんだけどねぇ」
「どうもあいつのバックがちょっと厄介者だから手を出したら仕返しでこっちが蜂の巣にされかねなくて手をこまねいていたの」
「でもね、つい最近突然その子はやってきて悩みを打ち明けたら手を貸してくれるって快く言ってくれたのよ」
歩美「…そいつ絶対ロクな奴じゃないじゃん」
「ふふふ…まぁあながち間違っては無いわ。ろくでなしには変わりないわ」
「私も最初こそは驚いたけど…こんなのを見せられたら…ねぇ?」シュルッ
歩美「…?布?」
「こちらただの布ではございません。私がちょっと力を込めると…」ブワッ
パシッ
「はーい、立派な刃物の出来上がりー」パシッ
歩美「!?」
「ナイフだけじゃないよ〜。銃器にスタンガン、何でもござれ」ブワッ
「まぁ正確には私が直接マジックしてる訳じゃないんだけど」
「信じられないでしょ?これで分かった?」
「私は刃物を持ってた訳じゃなくてちっちゃい布きれで作ってるの」
「これが私の秘密」
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