12:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/15(木) 23:33:35.63 ID:u/mP8QrO0
ありす「気が付けば、プロデューサーのことを目で追いかけていて」
ありす「頭の中が、プロデューサーの事でいっぱいで」
ありす「今も、プロデューサーの声を聞くだけで、胸が苦しくなります」
13:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/15(木) 23:34:11.89 ID:u/mP8QrO0
ありす「わかってるんです、アイドルが、こんな感情を持ってはいけないことくらい…!」
ありす「でも、もう自分じゃ、どうにもならなくてっ…!」
ありす「私はまだ、アイドルを続けたいのにっ…!!」
14:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/15(木) 23:34:55.36 ID:u/mP8QrO0
P「すまなかった、そこまで悩んでることに、気付いてやれなくて」
ありす「…」
P「…俺はプロデューサーだから、その気持ちにそのまま応える訳にはいかない」
15:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/15(木) 23:35:33.12 ID:u/mP8QrO0
P「俺はいつでも、ありすの側にいてあげられるし」
P「…どうしても耐えられない時は、抱きしめてやることもできる」
P「…今は、それでもいいか?」
16:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/15(木) 23:36:04.38 ID:u/mP8QrO0
P「ただいま戻りましたー」
ありす「戻りました」
桃華「あら、お帰りなさい」
17:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/15(木) 23:36:44.48 ID:u/mP8QrO0
P「と、帰ってきて早々で悪いけど、ありすと今後の打ち合わせをするから、ちょっと会議室借りるわ。2人は先に帰っといてくれ」
桃華「あら、ありすさんはこれからも忙しくなりそうですの?」
P「…まあ、色々とな」
18:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/15(木) 23:37:28.30 ID:u/mP8QrO0
桃華「ありすさん、どうやら迷いが吹っ切れた様ですわね」
梨沙「何があったか知らないけど、良い方に転んだみたいだし、良かったわね」
桃華「…本当に、何も知りませんの?梨沙さんの口元が緩んでいらっしゃったのを、ちゃんと見ていましたわよ?」
19:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/15(木) 23:38:28.30 ID:u/mP8QrO0
P「…というわけで、来月からライブに向けてのレッスンメニューが始まるから、そのつもりをしておいてくれ」
ありす「わかりました」
20:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/15(木) 23:38:58.30 ID:u/mP8QrO0
ありす「…今日のことなんですけど、その、恥ずかしいので」
ありす「次からは、誰からも見えない所で、お願いします…」
P「…あー、うん、まあ、そりゃ、そうだよね…」
21:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/15(木) 23:39:42.11 ID:u/mP8QrO0
ありす「あなたから、『愛してる』の一言が、聞きたいです…」
22:名無しNIPPER[sage saga]
2021/07/15(木) 23:42:53.10 ID:u/mP8QrO0
終わりです。
どうか、皆様の思いも報われますように。
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