魔王「得意な魔法はなんですか?」勇者「雷魔法です」
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1:名無しNIPPER
2021/07/13(火) 00:55:10.57 ID:17deH0ZGO
魔王「……? もう一度お願いします」

勇者「雷魔法です!」

魔王「お前……勇者だろ」

勇者「いや、某は雷魔法が得意なさすないの剣士でございまする、なにゆえ」

魔王「明らかに口調が変わってるし、雷魔法は勇者しか使えんやつなのよ」

勇者「いや、勇者だけが雷魔法を使うことが出来るとは限らないんじゃないか?」

魔王「え?」

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2:名無しNIPPER
2021/07/13(火) 00:56:21.08 ID:17deH0ZGO
勇者「雷魔法は、古代では神の力とされた雷を司る属性の事だ」

魔王「あ、あぁ……そうなの?」

勇者「だから神に選ばれし勇者が雷魔法を使うことが出来るってのは分かる」
以下略 AAS



3:名無しNIPPER
2021/07/13(火) 00:56:47.29 ID:17deH0ZGO
側近「いや、手の甲に思いっきり勇者の紋章あるじゃないですか」

勇者「……」

側近「しかも魔王と相対しているからか滅茶苦茶光り輝いてますよ、滅茶苦茶臨戦態勢になってますよ」
以下略 AAS



4:名無しNIPPER
2021/07/13(火) 00:57:13.54 ID:17deH0ZGO
魔王「んで、なんでその神に選ばれし勇者とやらが魔王軍の最終面接に来たのかっていう理由を聞かせろよ」

勇者「いや、まぁ……良くね? 良くないっすかぁ?」

魔王「決して良くはないな」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER
2021/07/13(火) 00:57:39.78 ID:17deH0ZGO
勇者「という訳で、勇者が魔王軍側についたら一瞬で世界征服できて楽なんじゃないかなって」

魔王「おぉ……? うん……」

勇者「だから、入れてよ。魔王軍」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER
2021/07/13(火) 00:58:05.43 ID:17deH0ZGO
勇者「まぁ、成立ということで宜しいんですね?」

魔王「うーん、うん、いいよ」

勇者「よしきた! それじゃあ王様に言ってくるわ!」ビューン
以下略 AAS



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