125:名無しNIPPER[saga]
2021/07/15(木) 07:45:14.15 ID:7EChUdLz0
私「クッキーか」
私「おいしそうだね」
母「めっちゃおいしい」
126:名無しNIPPER[saga]
2021/07/15(木) 07:46:12.07 ID:7EChUdLz0
母「でも余裕ない状況でひどいこと言っちゃったから」
母「たぶん嫌われてるな」
母「まあ、もう二度と会うことはないだろうけど」
127:名無しNIPPER[saga]
2021/07/15(木) 07:47:41.59 ID:7EChUdLz0
私「一人になると色々考えるんだ」
私「世界にもし、私一人しか人間がいなかったら」
私「傷つくことも、傷つけられることもなくなるのかなってさ」
128:名無しNIPPER[saga]
2021/07/15(木) 07:48:35.53 ID:7EChUdLz0
母「ま、あんたも元気そうでよかったよ」
母「卒業したらどうすんの?」
私「急に親っぽいこと聞くね」
129:名無しNIPPER[saga]
2021/07/15(木) 07:49:39.68 ID:7EChUdLz0
母「へえ」
母「そうなんだ」
母「いいじゃん」
130:名無しNIPPER[saga]
2021/07/15(木) 07:50:54.08 ID:7EChUdLz0
私(お母さんがこんなことになるなんて、予想してなかったけど)
私(もっと別のより良い未来があったかもとか、思ったけれど)
私(だけど、その過去があるから)
131:名無しNIPPER[saga]
2021/07/15(木) 07:51:48.64 ID:7EChUdLz0
母「でね、そのイケメンさんなんだけどー」
私(私も、彼と一緒に笑う未来がほしかったな)
私(それを捨てたのは、あいつなのか)
132:名無しNIPPER[saga]
2021/07/15(木) 07:52:50.81 ID:7EChUdLz0
数年後
園長「仕事お疲れ」
私「疲れました」
133:名無しNIPPER[saga]
2021/07/15(木) 07:54:37.32 ID:7EChUdLz0
私(進路希望を書いた時)
私(思いだしたのはあの秋の風とわさびの味だった)
私「よく、好きなこと仕事にしろとか、いうじゃないですか」
134:名無しNIPPER[saga]
2021/07/15(木) 07:56:14.53 ID:7EChUdLz0
私(毎日毎日)
私(ご立派に私は園児たちに『指導』をする)
私(まあそれが仕事なんだけど)
162Res/57.74 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20