【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
1- 20
98: ◆bXCm/le03U[saga]
2021/10/17(日) 01:14:11.20 ID:AhTv4rKH0
7月上旬某日。

〜教室〜

結華「はぁ、なんかあっという間だねー」

P「急にどうしたんだ?」

結華「いや、ほら、新年度だー新学期だーって思ってたら、もう期末試験が近づいてきてるんだよ?」

結華「このままでは気づけば2学期に……ハロウィンに……はたまたクリスマスになって大晦日が来て年を越しちゃうってもんですよ」

P「それは言いすぎ――」

P(――……どうだろう)

P(確かに、今日まではあっという間だったかもしれない)

P(日常が新鮮さで満ち溢れていても、日常から新鮮さが失われていても……)

P「……気づけば長い時間が過ぎている、か」

結華「だからこそ、1日1日を大切にしなければならないのです」

P「ははっ、なんだよ、それっぽいな」

結華「それっぽいとは失敬な! 大事なことだよ?」

P「まあな」

P(恋鐘のアイドル活動も、俺のプロデュースも、どんどん先へ先へと進んでいる)

P(恋鐘は1つ目の審査を無事乗り越えた)

P(次の舞台は、7月の終業式後にあるミニステージだ)

P(それが2つ目の審査における判断基準とされる)

P(今のところ特に目立った問題もないどころか順調とさえ言えるが……)

P(油断大敵。現状維持もまた敵だ)

P(新しいことを考えるのは……まあ、そう簡単ではないんだけど)

結華「Pたん、今何考えてるのか当ててあげよっか」

P「え? どういうことだよ……」

結華「どういうことも何も、そのままの意味ですよーだ」

結華「こがたんのことなんでしょ?」

P「……そうとも言える」

結華「ふうん? なんだか煮え切らないみたいですが」

P(結華は呆れたような笑顔で俺に言う)


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
197Res/227.76 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice