【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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7: ◆bXCm/le03U[saga]
2021/07/08(木) 22:42:17.32 ID:uWQVtsYL0
〜学校 化学実験室〜

ザワザワ

P(今日の実験は2人1組で行うことになっている)

P(今回のペアは――結華だった)

P(正直、ホームルームで2人揃って注意されてからというものの、どことなく気まずい空気があって、妙なタイミングだなと思った)

P「……」

結華「……」

P(結華も俺も黙々と作業をしていて、本当にどうしたら良いのかわからない)

P(地雷を踏み抜いた記憶はないんだが……)

結華「あ、Pたん、電源装置のコードちょうだい」

P「ああ……これだよな、はい」

結華「サンキュー」

P「……」

P(何か話そう。何か……)

P「……結華がペアだと助かるよ」

結華「えー? どうして」

P「結華は優秀だからな」

結華「……」ピタッ

P(え、今のまずかったか?)

P(いやいや、流石に……)

結華「……」

P「……」ダラダラ

結華「ビリビリーーーッ!!!」

P「うわあぁぁっ!?!?」ビクッ

P(結華は、俺が手渡した電源装置のコードの先をこっちに向けている)

結華「変に無理してるPたんには、このコンセントででんこうせっかをお見舞いしちゃおうかな〜?」

P「び、びっくりした……」

結華「まあ、でも、ごめんね? 気を遣わせちゃってるなら、申し訳ないなって」

P「それは別にいいけど……」

結華「Pたんが気にするようなことは何もないから安心してって、三峰は思うのでした」

結華「はぁ……でも、さすがにわかりやすすぎるなー……」ボソッ

P「え?」

結華「はいそこ! 女子の独り言を聞き返さない!」

P「す、すみません……!」

結華「あははっ、わかればいいのですよ」

結華「さて、三峰はこの流れを打破すべく、強引に話題を変えてみようと思います」

P「はい」

結華「今ってさ、そろそろW.I.N.G.出場を意識する子が出てきてもおかしくない時期だよね」

P「W.I.N.G.……」

結華「この学園のイベントの中でも最大級……しかも学園のアイドルの祭典とあっては、もうドルオタ的に無視できないよ!」

P「結華はそういうの好きだよな」

結華「うっわ、思い切り他人事扱いしてるよこの人」

P「すまん……こういうのは疎いってだけなんだ」


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