【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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◆bXCm/le03U
[saga]
2021/07/18(日) 01:37:17.90 ID:57JGyBZa0
昼休み。
〜教室〜
P(昼食後、タイミングを見計らって、結華にノートを返すことにした)
P「結華。これ、借りてたノートだ。ありがとう、助かったよ」
結華「いえいえ、どういたしまして〜」
P「ああ」
P(結華にノートを返して、自分の席に座る)
結華「……」
P「……」
結華「…………」
P「…………」
結華「……っはは」
P「ど、どうしたんだ?」
結華「いや、別にー?」
結華「何もすることないならさ、なんかお話しようよ、Pたん」
P「何か……か。そうだな……」
P「W.I.N.G.についてもう少し教えてくれ」
結華「おっ! Pたんもついに“こっち側”かな?」
P「ははっ……そうなれるように頑張るよ」
P「W.I.N.G.のことを知るために、まずは出場する側の視点に立ってみようと思ったんだ」
P「過程を知っているほうがより応援できるんじゃないかって」
結華「いいねいいねー、そうこなくっちゃ」
結華「正確にはね、W.I.N.G.っていうのは最終決戦場みたいなものなんだよ」
P「まずはそこにたどり着く必要があるってことか」
結華「そういうこと」
結華「だから、出場資格を手に入れないといけないのです」
結華「エントリーしてから開催までに4回審査があって、学校生活の中でどれだけアピールできるかが重要なんだけど」
結華「審査までに一定のランクに達してないと……」
P ゴクリ
結華「……なんと! 出場資格を失っちゃう!」
P「厳しい戦いだな……」
P「エントリーした子が1人で乗り越えるのはかなり大変なんじゃないのか?」
結華「そうそう。自分の周りに協力してくれる人がいないとねー」
結華「W.I.N.G.を目指す子だって自分だけじゃ自分をどうアピールしたらいいかなんてわからないかもしれないし」
結華「信頼できる人たちと一緒にゴールを目指すのが王道ってわけ。まさに、プロデュース、プロダクション、ってやつ?」
P「なるほど」
P(恋鐘は転校してきたばかりだけど、その辺は大丈夫なんだろうか)
P(転校生だから周りに人はたくさんいるかもしれないが……)
P(結華の言う通り、信頼できるかどうかは重要だろう)
P(まだここに来て日の浅い恋鐘にそういう人はいるのか……?)
P「……」
P(咲耶は既に人気を確実なものにしているし、おそらく自分の魅せ方もわかっている……W.I.N.G.を目指すのは難しくないのかもしれない)
P(ただ、咲耶のことを応援するだけでなく、見守ることのできる人の存在が必要な気がするな。あの感じだと)
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