【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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147: ◆bXCm/le03U[saga]
2022/10/11(火) 01:02:21.12 ID:1IRGnGGk0
霧子「えっと、あのあの……!」

P「うん」

霧子「が、がんばってくださいっ、って……言いました……」

P「へ?」

霧子「Pさんのアイドルさんだから、わたしも応援したいなって思って、それで――」

霧子「――とっさに思いついたのが、あの方法だったんです」

霧子「ご迷惑……でしたか?」

P「い、いや、いやいや! そんなわけないぞ!」

P「そっか……そう、だよ、な……」

P(俺は一体何を気にしていたんだろう――霧子からの、予想だにしない、けれども常識的な回答に、俺は戸惑ってしまっていた)

P(霧子は純粋に応援してくれていただけで、あのマイクの件は単なる偶然で――)

P(――そういう可能性だって、十分にあるじゃないか)

P(というか、普通はそうなんじゃないか?)

P「……」

P(考えすぎというか、俺はどうにかしていたのだろうか)

P(どうして、妙な因果を考えてしまったんだろう)

P(霧子が事前にマイクのことを知っていて、それでトラブルを回避できるように進言していた、だなんて)

P(心のざわめき……この感覚はなんだ)

P(不思議なのは、そんなミステリーじみた体験を記憶のどこかで体験していたような、そんな気もしていることだ)

P(俺は……一体……)

P「……」

霧子「あの」

P「わっ!?」

霧子「ご、ごめんなさい……! なんだか、落ち着かない様子のようなので、それで」

P「あっ、ああ、心配かけたか?」

霧子「ちょっぴり……」

P「ちょっぴりか」

霧子「……実は結構心配してます、ふふっ」

P「ははっ、なんだよ、それ」


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