【シャニマス】P「よし、楽しく……」-L'Antica編-【分岐有】
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137: ◆bXCm/le03U[saga]
2022/10/06(木) 01:29:21.92 ID:oZAoSis40
霧子「いいな……」

P「いい?」

霧子「はいっ。そこまで考えてもらえてる恋鐘ちゃんも、自分を自分で振り返れてるPさんも」

霧子「いいな、って」

P「ははっ、そうか?」

霧子「いい感じ……♪」

P(なんだろう、この子に見惚れてしまった時の気持ちと純粋な可愛らしさが合わさって――)

P(――霧子に惹かれて、その瞳に吸い込まれそうで……)

P「……って、いかんいかん。俺には恋鐘がいるんだ」

霧子「恋鐘ちゃんが……いる?」

P「あっ、いや、違うんだ」

霧子「恋鐘ちゃんはここにはいません……」

P「は、はは、そうだよな。おかしなことを言ったよ」

霧子「おかしなPさん……ふふっ」

P(危ない危ない。俺と恋鐘が好き合ってるなんてスキャンダルは、W.I.N.G.優勝を目指している以上、致命傷になる)

P(情報源によって被害にも差が出るだろうし、霧子なら口止めもできそうだが)

P(用心するに越したことはない)

P「もうこんな時刻か」

霧子「あ、Pさん……」

霧子「お帰り……ですか?」

P(霧子は眉をひそめて言う。その表情には、どこか寂しさを感じさせるようなものもあって――)

P(――その表情は反則だろう、と思った。が、しかし)

P「そうだな。明日が大切だし、備えるためにも、今日は帰って――できることをやって十分に休むよ」

霧子「こころとからだのおやすみのじかん……ですね♪」

P「そんなところだ」

霧子「切っても切れない、心と身体も、アイドルとプロデューサーさんも、それに……」ボソボソ

P「じゃあな、霧子」

霧子「は、はいっ……」

霧子「……また、いらしてくださいね」


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