85: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/07/23(金) 23:25:29.45 ID:muhtgmcKo
シュン、ストトトトトトトン
結標「……ど、どうよ?」ドキドキ
一方通行「……おう。正解だ。どォやら間違いなく覚えられたよォだな」
結標「そ、そう。よかったわ」ホッ
一方通行「まあ、欲を言えば男雛をもう左に八ミリのところに置いとけば、きっちり左右対称の位置に持ってこられてたンだがな」
結標「それは知らんがな」
打ち止め「おおっー、ミサカがアニメを見ている間に雛人形の飾り付けが終わってるー! ってミサカはミサカは巨大な雛壇を眺めながら興奮を覚えてみたり」
芳川「あら終わったのね。へー、すごいわね。これはウン百万とか言われても何も驚かないくらい豪華ね」
黄泉川「ほー、こりゃ壮観じゃんねー。これを見ながら飲む白酒はうまそうじゃん」
芳川「愛穂……貴女もしかして美味しいお酒を飲むために……?」
黄泉川「へ? い、いやそんなわけないじゃんよ。ちゃんと打ち止めと淡希の為を思って雛祭りをしようと思ったじゃん。ま、まあたしかに雛祭りといえば白酒が風流でいいなあ、とか思ってたけどさ」
打ち止め「へー、雛祭りではシロザケっていうのを飲むんだねー。ミサカも飲みたーい、ってミサカはミサカはお願いしてみる」
一方通行「ガキには二十年早ェ」
打ち止め「ぶーぶー」
芳川「そうね。でも安心しなさい打ち止め。実は子供でも飲めるお酒があるのよ?」
打ち止め「えっ、そうなの!? 何それ何それ、ってミサカはミサカは興味津々なワードに目を光らせてみたり」キラキラ
芳川「甘酒って言って、アルコール度が1%未満だから未成年でも飲むことのできるお酒よ。ま、分類上ソフトドリンクっていう扱いになるんだけどね」
打ち止め「へー、それはそれは名前からして甘そうなものですなぁ、ってミサカはミサカは期待で胸を躍らせてみたり」
結標「甘酒かー、飲んだことないから楽しみね」
一方通行「ケッ、くだらねェ」
結標「逆に貴方は絶対に飲まなそうね」
一方通行「当たり前だ。そンなモン飲むくれェなら泥水すすった方がマシだァ」
芳川「どうでもいいけど、よくブラックコーヒーのことを泥水とか言っている人いるわよね」
一方通行「どォいう意味かな芳川クゥン?」
芳川「別に意味はないわ」
黄泉川「ほいじゃー、とりあえず準備は終わったということで解散するじゃんよ。晩飯準備できたら呼ぶから待っててくれ」
結標「了解でーす」
打ち止め「アワキお姉ちゃーん、一緒にゲームしよー、ってミサカはミサカは暇つぶしの方法を提案してみる」
芳川「はぁ、やっと終わったわね。部屋に戻ってネットしよ」
一方通行「オマエタブレット買ったンだろ? それでやりゃイイだろォが」
芳川「馬鹿ね。タブレットはあくまで部屋を離れる用、自室にいるのならPC使ったほうがいいに決まってるじゃない。使いやすさは雲泥の差よ」
一方通行「知るかよ」
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