結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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465: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/11/20(土) 22:49:54.23 ID:TJ4tDQ6ko


S2.sラストデート


April First Thursday 13:00

-第七学区・とあるショッピングモール・通路-


一方通行「……で、次はどこへ行こうってンだ?」

結標「決まっているじゃない。洋服見にショップ行くわよ」

一方通行「ええェ……」

結標「はい、そこ露骨に嫌な顔しない!」

一方通行「何で俺がオマエの服選びを手伝わなきゃいけねェンだ……あン? 何かデジャブ感じンだが」

結標「それは私の居候生活が始まったすぐくらいのときに、一緒に買い物したからじゃないかしら」

一方通行「あー、そォいやそォだったな」

結標「忘れてたのか……」

一方通行「つまりもォこの買い物イベントはやったっつゥことか。何回も同じイベント見せられても面白くねェだろォし、このシーンはカットってことで」

結標「貴方が何を言っているのかさっぱりわからないけど、絶対に逃がさないわよ?」

一方通行「チッ」

結標「少しは彼女のために協力してあげようとか思わないわけ?」

一方通行「オマエも少しは男のために協力してあげようとは思わねェのか?」

結標「だって貴方に協力しても、朝から晩までお昼寝パーティーみたいなイベントになって面白くないじゃない」

一方通行「そンなアホみてェなことするかよ」

結標「嘘だー? この前『春眠暁を覚えず』とか言って朝八時から夜八時という一二時間睡眠した挙げ句、風呂ご飯を終えたあとすぐに次の日の朝までぐっすり寝てたじゃない」

一方通行「ああ。何か日付が一日飛ンでンなァって思ったらそンなことがあったのか」

結標「アホだ。阿呆がいる」

一方通行「あン? 誰が阿呆だコラ」

結標「ま、そういうわけだから今日ぐらい私に付き合ってよね」

一方通行「どォいうわけだよ」

結標「ほら、行きましょ?」テクテク

一方通行「……面倒臭せェ」ガチャリガチャリ


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