41: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/07/09(金) 21:59:59.58 ID:hun+MW17o
一方通行「……結局どォしてオマエはここにいるってンだよ? 木原の方のクソガキ」
円周「一応名前が区別つくように努力はしてくれるんだね。結局クソガキだけど」
打ち止め「さすがツンデレ界の第一位だねー、ってミサカはミサカはあなたの成長に感心してみたり」
一方通行「誰がツンデレ界の第一位だ。ぶっ殺すぞクソガキ」
円周「まあまあ定番の流れは置いといて、アクセラお兄ちゃんのために私がここにいる理由を『木原』的に説明してあげるとするよ」
一方通行「普通に説明しろよ面倒臭せェ」
円周「ふーん、だったら普通に説明するよ。今日は従犬部隊の社員全員出張に出ててね。私だけ仲間はずれにされたんだよ。以上」
一方通行「……つまり、アレかァ? 今お隣さンは誰一人いなくて閉め出されたオマエは行く当ても無いからここにいると?」
円周「そうそう、さすが第一位だね。理解力がまともで助かるよ」
一方通行「理解力なンてクソほども必要ねェ話だったよォな気がすンだが……」
円周「まあこまけぇこたぁいいんだよ! ってことで一つよろしく!」
一方通行「……ハァ、本当に面倒臭せェ」
打ち止め「ん? 何でそんな露骨に面倒臭いアピールするの? この殺伐とした家にエンシュウが遊びに来たんだよ? 喜ぶべきじゃないかな?」
一方通行「別に元から殺伐となンかしてねェだろ。つゥか、このクソガキが遊びに来たせいで、逆に俺がここを殺伐とした雰因気にするかもしンねェな」ピキピキ
円周「まあまあ落ち着いて。ほら、あったかいお茶でも飲んで」つ旦
一方通行「余計なお世話だッ。てか、人の家のモン勝手に使ってンじゃねェぞクソガキ」
円周「うーん、こんなにおいしいのになあ」ズズズ
一方通行(……クソが、出来損ないでもやっぱり『木原』か。人の癇を障りに障りまくってきやがる)ギロッ
円周「? いやあそんな熱烈な視線を向けられてしまうとこちらも困るっていうかー」テレッ
一方通行「『木原』、マジでうぜェ……」ピキピキ
打ち止め「ぎゃあああっ!? 何か知らないけどとてつもなくキレてるぅぅ!? ってミサカはミサカは今にも電極のスイッチを押してしまいそうなあなたを制止してみたり」
円周「能力に頼らなければ女の子一人どうにかできないなんて、まさしく滑稽ってやつだねー」
一方通行「クソガキィ! よォく聞けェ! トモダチはちゃンと選べェ! こンなゴミクズ間違っても選ンでンじゃねェぞゴルァ!!」
円周「ひどい言われようだねー」
打ち止め「むー、突然何なの? ちょっとそれは言いすぎだと思うよ、ってミサカはミサカは友達を馬鹿にするあなたに少し憤りを感じてみたり」
一方通行「あァ!?」ギロッ
打ち止め「ひっ、……え、エンシュウは親友だもん! ってミサカはミサカは徹底抗戦の姿勢を見せてみる」
一方通行「コイツが……、親友だとォ!?」
円周「そうだそうだー! 親友だぞー!」
一方通行「へェー、こンなにうっとォしいゴミクズ野郎だっつゥのにか?」ピキピキ
打ち止め「そ、そうだよ! どの辺りがゴミクズ野郎なのかさっぱり分からないけど、ってミサカはミサカは肯定してみる」
円周「そうだー! ゴミクズ野郎だゴミクズ野郎だ……あっ、間違えた、親友だ親友だぞお!」
一方通行「……あァーもォ面倒臭せェ。勝手にしろォ。俺ァもォ寝る」ガチャリガチャリ
円周「おっ、デレたよ打ち止めちゃん。やったね私たちの勝利だあ」
打ち止め「いや、単にもう面倒になっただけだと思うけど。まあいいやミサカたちの勝利だわっしょーい!!」
一方通行「くっだらねェ」ゴロン
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