結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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307: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/09/24(金) 20:16:51.29 ID:WSQjvE0To


一方通行「ケッ、わざわざこンな場所までご苦労なこった」

結標「ちょっと。せっかく来てくれたのにそんな態度はないんじゃないかしら?」

吹寄「いいのよ結標さん。そっちのほうがアクセラらしいし」

打ち止め「そうそう。あんなこと言ってるけど内心大喜びだしね、ってミサ――あたっ、ちょっと照れ隠しでチョップするのやめてほしいかも、ってミサカはミサカは頭を抑えながら抗議してみる」

一方通行「テレてねェよ。勝手なこと言ってンじゃねェぞクソガキ」

吹寄「あっ、そうだ。お見舞いの品持ってきてたんだった。はい、お腹が空いてるときにでも食べてちょうだい」スッ

一方通行「何だこりゃ」

吹寄「プリンとかそういうの買ってこようと思ったけど甘いもの嫌いらしいし、コーヒー好きだから無糖のコーヒーゼリーよ」

一方通行「へー。まァ気が向いたら食ってやるよ」

吹寄「全然嬉しそうじゃないわね。まあいいけど」

上条「上条さんは安牌の缶コーヒー買ってきたぞ。何が好きなのかわからないから、種類バラバラで適当に買ったヤツだけど」スッ

一方通行「おォおォ、さすがは上条クンだ。見事に最近飽きたヤツばっかセレクトしてやがる」

上条「げっ、まじか」

一方通行「まァ、いつか飲みたくなるときが来るかもしれねェからな。ありがたくもらっとく」

打ち止め「ねえねえ。そっちの紙袋はなんなの? ってミサカはミサカは指を指して尋ねてみたり」

上条「ああこれか。これは青髪ピアスからの見舞いだ。漫画雑誌たくさん入ってるから暇つぶしにでもしてくれ」スッ

一方通行「漫画の雑誌か。風邪で寝込ンでンだから暇もクソもねェと思うがな」ガサゴソ

結標「……というか貴方、さっきから文句しか言ってなくないかしら?」

一方通行「悪りィな。そォいう人間性なンだ。諦めてくれ」

結標「もう」

一方通行「……あァ? 漫画雑誌の中に変なのが混じってンな」スッ

上条「変な雑誌?」



『月間まんが4545タイム』






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