結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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283: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/09/17(金) 23:24:16.13 ID:H6pEj9I5o


同日 19:10

-第七学区・とある桜公園・桜祭り会場-



<ドッッゴオオオオオオオン!!



上条「うわっ、何だ!? 何かすげえ音が聞こえたぞ!?」

姫神「あの方向は。私たちがさっき。花見をしていた場所辺り」

上条「マジかよ。何事もなければいいけど……」

姫神「たぶん大丈夫。そろそろアクセラ君が戻っているはずだから。なにか事件みたいなのがあれば。解決してくれてると思う」

上条「……そうだな。それに結標もいるし何とかなるか」

姫神(まあ。でもあんな騒ぎ起こせる人って。私の中では一人しかいないけど。黙っておこう)


上条「……しかし、もう三月も終わりで一年生も終わりってことは、もう二年生になるってことだよな?」

姫神「そうだね。ところで。上条君?」

上条「何だよ?」

姫神「補習の常連メンバーだったくらいの成績だったけど。二年生に進級できるの?」

上条「がっ、そ、そりゃ大丈夫だったよ! 一方通行や結標に期末試験の勉強手伝ってもらって最後の補習回避できたおかげでな!」

姫神「へー。正直心配してたから。ホッとした」

上条(でも最後のテストもダメだったら本気でヤバかったなんて言ったら、なんか怒られそうだから黙ってよう……)タラッ

姫神「どうしたの?」

上条「いやなんでもねえよ。だけどもう二年生かぁ……なんかあっという間だった気がするよ」

姫神「私も。この学校に転入したのが九月だから。余計に早く感じる」

上条「まぁ、俺も夏休み前半以前の記憶がないからだろうなぁ……」ボソッ

姫神「なにかいった?」

上条「いや、なんでもないんだ気にしないでくれ!」アセッ

姫神「?」

上条「で、でもあれだよな。あっという間に感じるってことは楽しい学校生活を送れてるってことだよな?」

姫神「うん。合ってると思う」

上条「だよな。ほんと楽しかったと思うよ。辛いこととかもたくさんあったっけどさ」





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