273: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/09/17(金) 23:15:37.46 ID:H6pEj9I5o
一方通行「……チッ、いきなり知り合いに会うとは思わなかったにゃン」
結標「たしかにね。でも黄泉川さんだったからよかったんじゃない?」
一方通行「まァな。もしアレが木原とかクソガキどもとかだったら俺は理性を抑えきれる気がしねェにゃン」
結標「黄泉川さんのお世話になるようなことはやめなさいよほんと」
一方通行「それはこれからの運次第だにゃン」
結標「運って……はぁ、だったら早く焼きそば買って、王様ゲーム終わらせて着替えないとね」
一方通行「たまにはイイこと言うじゃねェか結標クン。この格好をする時間を伸ばせば伸ばすほどよくねェことが起こる確率が高まるンだにゃン」
結標「そうね……」
ワイワイザワザワ
結標「この人混みだからどこに誰がいるかわかったものじゃないしね」
一方通行「ハァ、ホント人混みっつゥのは慣れないにゃン」
結標「じゃ、早く行ってパパっと終わらせて帰りましょ? インデックスが待ってるわよ?」
一方通行「つゥか、何であの野郎は俺を名指しで指名しやがったンだにゃン?」
結標「……ふん。それはあれでしょ? 貴方がいつもいつもインデックスに優しくしてあげてるからでしょ?」
一方通行「優しくしてるつもりはねェにゃン。ぎゃあぎゃあうるせェからメシィ与えて黙らせてるだけだにゃン」
結標「それが優しさっていうんじゃないかしら?」
一方通行「……オマエ何か怒ってないかにゃン?」
結標「別に!」
一方通行「チッ、まァイイ。とにかくさっさと焼きそば買って――」
??「――あら? もしかして鈴科さんではないでしょうか?」
一方通行「ッ!?」
結標「すずしな?」
841Res/1732.47 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20