16: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/07/03(土) 23:53:59.65 ID:J2dUQG+bo
姫神「……。唐突に何?」
吹寄「あれ? 青髪ピアスってここに来てたの?」
青ピ「何やこの扱いッ!? 首をゴキッ、とやられてさっきまで生と死をさまよってて奇跡的に復活したボクに贈られる言葉やないで!?」
土御門「カミやんの常軌を逸した馬鹿さ加減で呆れてるからにゃー。ここでお前みたいなヤツが来たらそうなるだろ?」
青ピ「来るも何も結構早い段階からここにおるんやけどなぁボク。キミらが来るよりよっぽど早く」
吹寄「どうでもいいけど勉強しに来たならさっさと教科書なり何なり広げなさいよ」
青ピ「あ、はい……というかちょっとええ?」
吹寄「何よ?」
青ピ「やけにボクだけ責められとるようやけど、そこの白髪はなんなん?」
一方通行「Zzz……」
青ピ「みんなで楽しくお勉強会しとるのに一人端っこで眠っとるやん!? 明らかにボクよりやる気ないって大々的にアピールしとるやん!?」
吹寄「……いや、だってアクセラは普通に頭いいし。ねえ?」
姫神「100点とか普通に取っちゃうくらい普通に頭はいい」
青ピ「えっ、何なんこの扱いの差? 差別やん差別。くっ、イケメンと三枚目ではこれほどの差が生まれてしまうのか……」
吹寄「はぁ? あなた三枚目を名乗れるほど面白いことしてたかしら?」
土御門「さすが吹寄っ! 容赦なく急所を抉っていくぅ!」
青ピ「てか、よくよく考えたらさっきの頭いい発言おかしくない!?」
姫神「えっ?」
青ピ「えっ? やないやろ、だって現文10点やろ10点? 真面目にやってそんな点数取れるんかって、頭にハテナマーク浮かべる10点。やばっ、思い出しただけで笑えてきた。10点ってぷぷっじゅ――」
一方通行「10点10点うるせェぞ、脳みそ10点野郎」ゴガッ
青ピ「ぎゃああああああああああっ!? 頭が割れりんぐぅぅぅぅ!?」ジタバタ
姫神「おはようアクセラ君」
吹寄「いつの間に起きてたの?」
一方通行「あァ? 今起きた……いや、起こされたっつゥのが正解か。アホがゴチャゴチャ騒いでやがったせいでな」
青ピ「ぐぉぉぉぉ、さ、さすがやでアクセラちゃんっ。勉強会中に寝るわ、人をストレス解消の道具にするわ、ホンマやりたい放題やな自分ん」
一方通行「ハァ? 勉強会つってもオマエらが勝手にやってるだけだろォが。あと別に俺はオマエをストレス解消の道具にしてるわけじゃねェよ。蚊を見かけたら叩き潰すことと同じことをしてるだけだ」
青ピ「ボクの存在ってそんな小さな羽虫と一緒なん!? 正直ショックやで!? というかこの勉強会ボクだけ扱い悪すぎやない!?」
土御門「気のせいだろ。いつもこんなもんだと思うぜい」
姫神「うん。至って普通の日常」
青ピ「これをいつも通りの日常と言えるキミらがボクは怖いでえ……」
吹寄「だったら少しは勉強をしようとする意思を見せなさいよ」
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