結標「私は結標淡希。記憶喪失です」
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102: ◆ZS3MUpa49nlt[saga]
2021/07/30(金) 22:39:09.95 ID:5PKNHSI4o



幼児達「「「「ありがとうカカシ先生!」」」」



一方通行「誰がカカシ先生だ! 気を付けて遊べよ! 次はねェからなガキどもが!」



結標「…………」

一方通行「待たせたな。行くぞ」ガチャリガチャリ

結標「……ねえ」

一方通行「何だ?」

結標「珍しいわね。自分からああいうことするなんて」

一方通行「……そォだな。自分でもそォ思う」

結標「じゃあ何でやったのよ?」

一方通行「知らねェよ。何かカラダが勝手に動きやがったンだよ、悪りィか」

結標「別に悪いなんて言ってないわ。むしろ良いことだと思うわよ」

一方通行「チッ、何か喉が乾きやがった。そこの自販機でコーヒー買ってくる」ガチャリガチャリ

結標「あっ、私も何か買おうかな」タッタッタ


-自販機の前-


一方通行「…………」

結標「ん? どうかしたの? 買わないの?」

一方通行「何だァ? このクソみてェな自動販売機はァ? ブラックコーヒーだけピンポイントに売れ切れてやがる」

結標「あら本当ね。もしかしたら貴方みたいな人が買い占めていったのかもしれないわね」

一方通行「ハァ? 俺はそンなことしねェよ。こンな複数の種類を全部買い占めるなンて無駄なことするわけねェ。普通はお気に入りを一つ決めて買い占めるモンだ」

結標「買い占めはするのね……」

一方通行「チッ、次の自販機行くぞォ……」ガチャリガチャリ

結標「あっ、ちょっと待ってよ!」タッタッタ


-次の自販機の前-


一方通行「は? またブラックコーヒーだけ売り切れだとォ!?」

結標「うわぁ、すごっ。よっぽどブラックコーヒーが好きなのね、これを買った人」

一方通行「クソが、次だァ!」ガチャリガチャリ


-次の次の自販機の前-


一方通行「オイッ!! またかクソ野郎がッ!!」ガンッガンッ

結標「ちょ、ちょっと自販機叩かないでよ! 防犯センサーに反応したらどうするのよ!?」

一方通行「何ですか何なンですかァ!? この三下みてェな展開ィ!? もしかして俺の右手に能力無効機能追加されてンじゃねェか!?」

結標「いや、もしそうなら貴方能力使えないでしょ」





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