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2021/06/21(月) 01:39:55.23 ID:HsP6gpQk0
そんなやり取りを聞いていたサクラは熱のこもった視線をシンジに向ける。
「シンジさん、大人や」
「……ほんと、調子狂うわね」
嫌そうな、それでいて嬉しそうにアスカは呟く。
動悸が激しくなり、喜びが内面から湧き上がっているのを自覚する。
感情が薄くなっていたはずの自分の身体に起こった変化に戸惑いながら、気を取り直して腰に手を当てる。
「大体、なんでこいつもう一人で出歩いていんのよ!」ビシッ
「運動の為に重要度の低いエリアへの立ち入りが許可されましたから」
「あ、そう。なら」グイッ
昔の調子でシンジの耳を引っ張る。
「いてて……アスカ。僕、今から採血なんだけど」
「ちょっとぐらい付き合いなさいよ! 気が利かないわね!」グイグイ
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