26: ◆cUhskXlNTw[saga]
2021/06/17(木) 19:26:01.79 ID:yJblrNBjo
四人は店内を物色し終え、外で休憩していた
唯一戻ってきていないのは中華であったが、
数分待つと本を持って戻ってきた
27: ◆cUhskXlNTw[saga]
2021/06/17(木) 19:34:25.79 ID:yJblrNBjo
氷魔「……聞いたことはありますね……」
中華「ホルム王国って所は一応君主制らしいんだけどね、実際に権力を操っているのは一つマフィアなんだ」
ぶりっ子「よく持ってますねぇ。そんなんで」
28: ◆cUhskXlNTw[saga]
2021/06/17(木) 19:40:01.06 ID:yJblrNBjo
やる気「なるほど……つまり、抗争が起きまくってるから超危険ってことっすね」
中華「そういうことだね。ちょっとでも怪しい行動をしたら命はないし、一帯を巻き込んで血の海が生まれかねない」
男「非合法なものは超お得に買えそうではあるな。もし魔王を倒せるくらい強くなったら行ってみるのもありかもな……」
29:名無しNIPPER[sage]
2021/06/17(木) 19:40:43.03 ID:8CcqxzA50
ホウズキ王国 トモシビ州
小さな街ながらも朝・昼間は賑やかな雰囲気であるが、
闇夜になると…
歩道で人影が横切る 謎の声が聞こえる 馬のいない馬車が動いてる 洗面台の排水口から血が湧き出る
30: ◆cUhskXlNTw[saga]
2021/06/17(木) 20:29:17.80 ID:yJblrNBjo
中華「『ホウズキ王国のトモシビ州』って所があるよ」
ぶりっ子「へぇ。どんなとこなんですかぁ?」
中華「活気がある小さな街だね。ただし、それも朝と昼間だけだよ」
31: ◆cUhskXlNTw[saga]
2021/06/17(木) 20:48:23.84 ID:yJblrNBjo
氷魔「……まだ気のせいで説明できますが……不気味ですね……」
中華「まだある」
ぶりっ子「まだあるの!?」
32: ◆cUhskXlNTw[saga]
2021/06/17(木) 20:52:05.81 ID:yJblrNBjo
男「で、最後の一つは?」
中華「うーん、これも話したいけど、そろそろ夕食の準備をしないといけないから、また後でね」
やる気「それもそうっすね。夕食の後にでも伺おうかなー……」
33:名無しNIPPER[sage]
2021/06/17(木) 20:55:50.96 ID:ILoAh8ODO
3
34: ◆cUhskXlNTw[saga]
2021/06/17(木) 21:37:15.54 ID:yJblrNBjo
リズムよくドアをノックする。
普通とは違う、ふざけていると思われるかもしれないノックである。
氷魔「はい……あ、男さん……」
35: ◆cUhskXlNTw[saga]
2021/06/17(木) 21:40:32.32 ID:yJblrNBjo
氷魔「……ですが……好都合ですね……」
男「え?何が?」
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