ゲンドウ「冬月、レイを起こしてくれ」
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10:名無しNIPPER
2021/06/14(月) 10:05:02.00 ID:s6N2Mg+60
―――――――
―――――
―――病室にて
シンジ「....」

アムロ「気が付いたか?シンジくん」

シンジ「.....はい」

アムロ「...あの時、戦闘時の極度のストレスから一気に解放された結果、気を失ったみたいだ」
アムロ「後遺症などの恐れはないから安心してくれていいぞ、シンジくん」

シンジ「...はい」

アムロ「....昨日は巻き込んでしまって済まなかったな、本当なら俺が乗れればいいんだが...」

シンジ「.....いえ、怖かったし痛かったけど....でも、ちょっと嬉しかったです」

アムロ「嬉しかった?」

シンジ「あの...エヴァの中で、危険なのに一緒に乗り込んできてくれたり、僕のためにできるだけ安全な策を考えてくれたり...」
シンジ「なんていうか....あんな形でも、僕のために一生懸命になってくれる大人の人って初めてだったので...」
シンジ「.....父さんにすら、そんなこと...してもらったことなかったのに...」

アムロ「....そうか」
アムロ「....そうだシンジ君、君さえ良ければだが――――」




シンジ「ここがアムロさんの家、ですか?」オオキイ...

アムロ「今日から君の家でもある」
アムロ「これでも俺は軍の中でも結構いい地位にいるからね、部屋は空いてるところを適当に使ってくれて構わないさ」

シンジ「でもなんでアムロさんが....僕を引き取ってくれるんですか?」

アムロ「嫌だったか?」

シンジ「いえ...でも、昨日会ったばかりの僕にここまでしてくれる理由がわからなくて...」

アムロ「...君は昔の俺によく似ているからな、そう思うと放っておけなくなった」

シンジ「...」

アムロ「あとミサトが君の引き取り手に立候補したんだが奴はズボラだからな、君を家政婦みたいにしてしまいかねない」
アムロ「協力してもらっているのはこちらなんだ、最大限君の意思を尊重し、自由に過ごせる環境にいてほしい」
アムロ「...って理由じゃあ納得できないか?」

シンジ「あ、ありがとうございます...それじゃあ、お邪魔します...」

アムロ「シンジくん」

シンジ「え、は、はい」

アムロ「改めて言うが....今日からここは君の家だ」

シンジ「あ...えっと....あっ!」


シンジ「たっ、ただいま!!」

アムロ「おかえり、シンジ君」


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