アムロ『身構えている時はなかなか出ないものだ』ハサウェイ「言われなくても!!」
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名無しNIPPER
[sage saga]
2021/06/14(月) 00:48:01.52 ID:VzOrQwkSO
『マフティーのやりかた、正しくないよ』
ギギ・アンダルシアの指摘が突き刺さる。
ハサウェイはその意味をずっと考えていた。
1年戦争、そしてシャアの反乱におけるアムロ・レイとシャア・アズナブルの主張の違い。
その中でハサウェイは得るべきものを得て、喪うべきものを喪った。
クェス・パラヤ。
奔放なギギ・アンダルシアの言動は、かつてハサウェイの目の前で死んだ彼女のことを彷彿とさせる。未だにその死に囚われていた。
しかしその経験は、ハサウェイを強くした。
もう二度と喪失しないよう、ハサウェイは慎重になり、用心深くなっていた。
それはある種、臆病にも思えるかもしれないが、成長とはそうした一面もあるのだ。
ハサウェイはもうあの頃とは違う。
女の尻を追っかけて、無許可でモビルスーツを駆り、そして目の前で凄惨な場面に遭遇するという愚行は犯さない。
ギギ・アンダルシアは危険だ。
彼女と接しているとハサウェイはあの頃の自分に戻りそうで怖かった。しかし良い女だ。
だが、良い女とは総じて異性を惹きつけるもので、ハサウェイにとって敵であるケネス・スレッグがすでに彼女の手に落ちた。
「僕はあの2人とは違うんだ……!」
アムロ・レイとシャア・アズナブル。
2人の確執の元となったララァ・スン。
男と男が戦う理由はいつの世も女なのだ。
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2
:
名無しNIPPER
[sage saga]
2021/06/14(月) 00:50:25.27 ID:VzOrQwkSO
「ギギ、少し席を外すよ」
政府高官専用往復便、ハウンゼンのハイジャックの騒動の後、聴取のためにホテルへの滞在を余儀なくされたハサウェイはギギ・アンダルシアと同じ部屋で生活していた。
主人公特有のラッキー・スケベを発動したハサウェイはギギの生着替えを目撃してしまい、その際にやれやれ系主人公を気取ったところ反感を買ってしまった。やれやれだぜ。
以下略
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