【ウマ娘】トレーナー「なんかループしてね?」【安価】
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209:いぬ ◆FaqptSLluw[sage saga]
2021/06/20(日) 20:28:14.12 ID:b74Bsob40
では、そのまま進行していきます――。

―――

マヤノ「……んー?」

トレーナー「……腕のところ、少し違和感があるぞ」

マヤノ「うん、じゃあこうしたら――あれー?」

トレーナー「なんかうまくいかない日、なのか……?」

マヤノ「そうかも……」

トレーナー「うーん。まぁそういう日もあるだろうな……」

トレーナー「今日は軽く済ませて、あとは療養に努めてもらうか」

マヤノ「えー! マヤはもっと出来る――」

トレーナー「駄目だ」

マヤノ「!」

トレーナー「異常があることがわかり切った状態でマヤノトップガンに無理をさせることはできない。それがトレーナーだ」

マヤノ「……それって、マヤノがタイセツってこと?」

トレーナー「その通りだ」

マヤノ「――――っ」

トレーナー「マヤノのことを大事にしたいと思ってるから、これ以上のトレーニングは駄目だ。今日は寮に帰って――そうだな、甘いものでもほどほどに食べてろ」

マヤノ「……ぁ、ぅん……」

トレーナー「じゃ、解散っ! あ、これこの前割引券もらったから使うならどうぞ」

―――

 マヤノトップガンはいてもたってもいられず、軽めにクールダウンを終わらせたのち、逃げるようにその場を後にした。

 まるで体温をそこに集めたくらいに、顔と胸が熱い。何故か、と思って記憶をさかのぼれば、先ほどトレーナーが向けてきた真摯な目が浮かんでくる。

 どきり、とした。

 知識が豊富なマヤノトップガンにとっては、一連の言葉による情動の揺らぎを、定義づけることはさして難しいことではなかった。

 でも、その感情を定義づけてしまうと、定義づけた感情に引っ張られてしまう気がして。だから、この気持ちは胸の奥にしまうべきなのだ。

(けど……けど。どうして顔が熱くなっちゃうのーっ?!)

 心の中の叫びを吐き出すように、ベッドに飛び込んだ――。

―――

■[すくらんぶる☆ゾーン]マヤノトップガン
スピード:77+
スタミナ:106
パワー:71+17=88
根性:101
賢さ:95
やる気:普通

[固有スキル]
ひらめき☆ランディング Lv1
(終盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+150の補正)



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