【ウマ娘】トレーナー「なんかループしてね?」【安価】
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191:いぬ ◆FaqptSLluw[sage saga]
2021/06/20(日) 18:40:07.45 ID:b74Bsob40
トレーナー「うわぁせっかく来たのにケーキなくなっちゃったーしょうがないから普段通ってるスイーツがおいしいカフェに行こうかな〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!」

マヤノ「……」

トレーナー「でも大の大人一人で行くのは憚られるなぁ!!!! 誰か年頃の女の子で甘いもの好きでそういう場所に慣れてたりする子いないかなぁーっ!!!」

トレーナー「いないかなぁ〜っ?!」

マヤノ「マヤ、用事思い出しちゃった!」

トレーナー「マから始まってンで終わる女の子がいいんだけどなーっ!」

……。

マヤノ「もーっ、大きな声出すから注目集めちゃったよ! もしかして……ヒ・ト・メ・ボ・レ?」

トレーナー「すまんすまん……。ちょっと話があったんだが、どうにもうまく声をかけられなくてな……」

マヤノ「ふーん。まぁ、マヤもちょうどケーキ食べたかったからいいんだけどねっ」

トレーナー「……まぁあの人だかりだったら、体格が小さいマヤノトップガンにとっては不利な勝負だっただろうな」

マヤノ「むぅ! マヤは子供じゃないもん!!」

トレーナー「いや、そういうことを言っているわけではなくて――」

マヤノ「ふーんだ。もう許してあげませーん!」

トレーナー「困ったなぁ……。どうしたら許してくれる?」

マヤノ「――そうだなぁ」

―――

 くるくると前髪を触りながら、マヤノトップガンは悩んだそぶりを見せる。だが、その瞳に映る景色は――もうすでに決まっている。

 彼女にとってそれは何よりもキラキラしていると感じるものだ。それを見過ごすことなど出来ない。今すぐにでも掴んでしまいたいが――それにはある条件が必要だった。

 聞けば、目の前の男はトレセン学園のトレーナーであるという。それを踏まえれば、この流れは渡りに船で。

 だからこそ、決心がついた、といったような表情で手を机に置く。

 これが適当な男であれば適当にはぐらかして帰るのだが――目の前の男は、有能さは感じられないが職務に順当に準じそうな人柄であることをマヤノトップガンは無意識中に見抜いていた。

 だから、切り出す内容はたったの一つ。そこに躊躇もなく、妥協もない。


「あのね、マヤをレースに出してほしいの」


 にんじん色の髪の毛が夕陽の橙に照らされて、まるで太陽のように燃え上がる。

 表情には愛嬌しかない。だが――その瞳の色は、確実に勝負を見据えていた。

―――

トレーナー「何というか、先回りされてしまった気がするが、結局あの後彼女をレースに出すために奔走することになった」

トレーナー「とはいえ、メイクデビューは登録さえすれば誰でも走れる部隊ではない。そこにすんなりと登録できて、出走が決まること自体、マヤノトップガンが非常に優秀なウマ娘であることは明白だ」

トレーナー「……純粋に、彼女のコンディションの面倒を見るトレーナーがいなかっただけ、なのかもしれないな」

トレーナー「さて。今日はマヤノトップガンのトレーナーとしての初仕事だ。何をしようか――」

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トレーニング/お出かけ/休憩/その他(良識の範囲内で自由に)
※メイクデビューまであと3ターン(当ターンを含む)


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