【ウマ娘】トレーナー「なんかループしてね?」【安価】
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いぬ
◆FaqptSLluw
[sage saga]
2021/06/16(水) 00:06:30.66 ID:YCFF8GGe0
ターボ「うりゃりゃりゃりゃーっ!!!」
トレーナー(全力で走っているように見えるけど、案外繊細なスピードトレーニングだ……。そのあり方が常にターボを全力に見せているのかもしれないが、その実、内面はあまり強くないのかもしれない――)
ターボ「トレーナー、終わったぞ!」
トレーナー「おー、よしよし頑張ったな……!」
ターボ「えへへ……。で、レースはいつなんだ?」
トレーナー「気が早い……。メイクデビューは一か月くらい後だ。まだまだ先だと思うかもしれないが、案外一か月ってのは光みたいに過ぎてくからな〜」
ターボ「光……。さすがに、ターボと光だったら、光の方が早い……。むぅうううーっ! ターボまけない、まけないもん!!!」
トレーナー「いつかは光に追いつけるといいな……って、何を走ろうとしてるんだ?! これ以上はオーバーワークだ……って……。早いし速い……。まぁ、もう1ハロンくらいだったら誤差の範囲内だろ……」
トレーナー(それにしても、メイクデビューまであと2ターン……とはどういう意味なんだろうか。1ターン経過するごとに、約半月が経過している。完全にそうとはいいがたいが、1ターンイコール半月と考えるべきだろうか)
トレーナー(そう考えると、トレーニングなどで一定の成果が上がるタイミングがちょうど合致する。つまりターンとは、これまでの半月間のリザルトを何らかの形で集計した数値とも言えるだろう)
トレーナー(……理解を深めなければ、いけない気がする。そうすることによって、きっと、俺は――何かを得ることができるような気がする)
―――
日が落ちてくる。
濃い橙と、ラスト1ハロンを最速で駆け抜けたターボの長い影。ターフの青臭い香り。遠くなる生徒たちのざわめき声。
その一瞬を切り抜くように、ターボは1ハロンの区切りを突き抜けた。
――まるで蒼天に駆ける風。
青い髪がふわふわと浮かぶ中、しかしそれを後ろへ送る速度は確実に人間の常識外のそれだ。
学園の外では全速力を出してはいけないというルールは、まさしく彼女らウマ娘の超常的膂力や速力を危惧して設けられたものである、とトレーナーは愚考する。
だからこそ、トレーナーはふと疑問に思う。
ウマ娘とは、いったいどのようなものなのか。
ツインターボは笑っている。最後に、一番気持ちがいい走りをして、無邪気に。スペシャルウィークは微笑んでいた。レースに負けそうになって、落ち込んで、でも前を向いていた。
ウマ娘と人間。根本は何も変わらないのに、身体的特徴という一点で確実に異なっている。そのルーツがどこにあるのか。そして、ルーツをたどった先に何があるのか――今は、誰も知らない。知ってはならない。
ターボが、トレーナーの袖をつかむ。まるで向日葵のような大輪の笑顔を浮かべ、夕食の時間であることを彼女は告げた。
トレーナーは思考を寸断し、彼女に導かれるままにこの場所を後にした。
――その時、トレーナーは気付いた。懐に持つ石が、本が、光を放ったことに。
―――
■[ターボエンジン全開!]ツインターボ
スピード:113+12(因子:スピード★☆☆)(F)
スタミナ:24+68(トレーニング)=92(G)
パワー:95(G)
根性:42(G)
賢さ:03(G)
やる気:普通
[固有]これが諦めないってことだァ! Lv2
ゴール前でスタミナが尽きた場合、遮二無二、がむしゃらに走って速度を上げる。
(終盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+200の補正)
[通常]
全身全霊(終盤に選択肢追加:ゴールのコンマ判定に+100の補正)
下1 トレーナー白書を使う?使わない?
※前回のループ報酬は、今回のループでのみ使用可能ですが、トレーナー白書はこれに含まれません。
※トレーナー白書は使用することにより、ウマ娘に適合するスキルをランダムで一つ獲得可能です。
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