小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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◆bhlju8wMK6
[saga]
2021/11/23(火) 23:53:34.30 ID:bRojTz220
トール「ななななななな、え、ク、クビって即ち、会社を解雇されたって事ですか!?」
小林「は〜い、そうで〜す……」ヘヘ……
滝谷「トール君、言い直さないであげて……」
トール「あ、す、すみません…… え、けど一体なぜそんな事に……!?」バタバタ
トール「だって小林さんって、かなり優秀なSE?なんですよね!
私は詳しい仕事内容は分かりませんが、社内でも皆さんに、とても頼りにされていらっしゃったじゃないですか!」
小林「え、いや、別に私の腕はそれ程では……」
滝谷「いんや、トール君の言う通り。
小林さんは部署内でもクオリティ・速度共にトップクラスのプログラミング能力を持つスーパーSEだったよ」ズイッ
小林「ちょ、滝谷君!?」
トール「ええ、ええ、聞いていますとも。本来一週間かかる仕事を『小林さんが1日でやってくれました』伝説!」ズズイッ
小林「いや、あれは工数の見積もりが過大だっただけだろうから――」
滝谷「いやあ、思い出すなあ小林さんの勇姿! 最後に放った『───教えてやる。これが、モノを作るっていう事だ』の決め台詞――」シミジミ
小林「おいコラ、言ってねえからな!? 捏造すんな!」カアァッ
トール「――――」フッ
滝谷「――――」ニヤリ
トール・滝谷 (ガシィッ!!)(無言の熱い握手)
トール「――あなたとは基本相容れませんが、殊、小林さんへの理解度に関してだけは認めてあげてもいいでしょう」グッ
滝谷(眼鏡ON)「ふふ、そういう時は『わかりみが深い』と言うものでヤンスよ――」カチャ
トール「これが―― わかりみ――」
滝谷「ふふ―― わかる――」
小林「二人で意気投合しないで!? あとそこ、スッと眼鏡を掛けるな!」ビシッ
トール「あ〜、小林さん照れてる〜! か〜わ〜い〜い〜!」フリフリ
滝谷「か〜わ〜い〜い〜!」プリプリ
小林「どつくぞ! 特に滝谷ァ!」ガーッ!
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