小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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◆bhlju8wMK6
[saga]
2021/07/28(水) 22:35:15.29 ID:nmTneDWj0
【約1時間後】
トール「――――と、ここまでが、今私がここに居る次第です」フウ
小林「はっは〜〜〜〜……」ホエ〜
滝谷「………………………」
トール「……あの、どう、でしたでしょうか、お二人共。聞いてみて……」オズオズ
小林「ん? んーそうだね、やっぱまずはビックリはした……かな。ね、滝谷君?」ズズー
滝谷「うん。異世界に魔法、ドラゴンの実在…… そしてそんな力あるドラゴン達と僕達が交流していたという話……
確かにニワカには信じがたい内容ではあったね」ズズー
トール「………………」
小林「――でも同時に、信じても良いと思えるくらいに、リアリティのある話でもあった」ニコッ
トール「!」
滝谷「僕も同意だね。トール君含め、話に出てくるドラゴンの方達はみんな生き生きとしてて、
確かな人格……いや、ドラゴン格?を感じられたよ」
小林「話の中での私達の言動も、一つ一つが何だかとても納得するというか。
『うわー、もしそういう状況になったら、確かに私そういう事言いそうー!』って感じで」
滝谷「分かる分かる。僕らのオタクムーブや会社での立ち位置とか、すごく精緻で正確だったね。もう怖いくらい」フフッ
トール「………………」ホッ
小林「た、ただ…… 私がトールちゃんの命の恩人?だとか、
何かやけに話の随所で私の事が持ち上げられてたのが、何だか気恥ずかしくはあったけど……」テレテレ
滝谷「そうだね。話の中でトール君だけでなくカンナちゃんにエルマさん、
そして終焉帝というトール君のお父さんも説得してて、まさしく物語の主人公って感じの活躍だったね」ニヤッ
小林「う、うるせいやいっ!」ガーッ!
滝谷「よっ!我らがヒーロー、小林さん!」ヤイヤイ
トール「はいっ!小林さんは、まさしく私にとって一番の英雄《ヒーロー》ですっ!」フンスッ
小林「や、止めてってば! トールちゃんまでっ……」カアァ
トール(ふふふ、照れてる小林さんもカワイイ〜〜♪)
滝谷「安心してよ小林さん。そういうカッコいい所も含めて小林さんらしいって、本気で思ってるからさ」ニコニコ
トール「ええ、大変遺憾ですが、それについては完全に同意見ですね」ニコニコ
トール・滝谷「「(^_^) (^ω^)」」ニコニコ
小林「な、なんだよ、もぉ〜……」カアアアア
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