小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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291: ◆bhlju8wMK6[saga]
2024/11/30(土) 22:28:52.49 ID:PDbAYs0+0

小林「じゃあ後は、結界の基点を破壊する……、でしたっけ」

滝谷「具体的には、どうするんでヤンスか?」

ルコア「うん、ここからは単純明快な力技。魔力の流れを生み出している結界の基点を、より大きな魔力を放出して吹き飛ばすのさ」

トール「フッフッフ……。任せて下さい、大得意です」ニヤッ

ファフニール「フンッ、下がっていろ青二才。俺一人で充分だ」ザッ

ルコア「いや、出来るだけ高い出力が欲しいし、ここは万全を期して協力してやろう、ね?」

ファフニール「……チッ、好きにしろ」ツーン

ルコア「流石に終焉帝にはご静養して頂くとして……。エルマ、カンナも協力してくれるかい?」

エルマ「む? よし、任せろ!」ムンッ

カンナ「がってんー!」ピョイン

終焉帝「すまぬ、頼んだ皆の者……」

ルコア「じゃあ皆、結界の基点を中心にして、取り囲む様に立って――」

「はい!――」「よし――」「フン――」「りょーかいー!――」ザッザッ……



小林「おお、なんか物々しい……。見てるだけの私達もちょっと緊張するね?」コソッ

滝谷「禿同(死語)……。変身だとか転移だとかの魔法は既に見ているでヤンスが、ガチの破壊を伴う魔法はこれが初めて。一体どんな――ハッ!?」ピコーン!

小林「ど、どうしたの滝谷君?」ビクッ

滝谷「ま、まさかこれは、生で本物の攻撃魔法の詠唱が聞けるチャンスでヤンス――!?」ゴゴゴ

小林「気になる所そこっ!?」

滝谷「勿論でヤンスっ! だって、オトコノコだもん……っ!」キラーン

小林「そ、そう……」



ルコア「――よし、配置に付いたね? 皆、準備はいいかい?」

「はいっ!」「うむっ!」「愚問」「おーけー!」ゴゴゴ

ルコア「よし、じゃあ行くよ〜――――」ゴゴゴ

滝谷「…………………………っ!」ドキドキ



トール「はあああああああああああ!!」
ルコア「たあああああああああああ!!」
エルマ「りゃああああああああああ!!」
カンナ「ん〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!」
ファフニール「フンッ――――――!!」

滝谷「え?」



チュドーーーーン!!!




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