小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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237: ◆bhlju8wMK6[saga]
2023/08/23(水) 23:39:28.42 ID:Q1GPiNtR0

ファフニール「!? ……な、何だ突然奇声を上げて」ビクッ

滝谷「ピ、PC!PC! 忘れてた! 電灯が消えてたって事はPCも消えてた!? まだ仕事中で、データ保存してなかった!」ワタワタ

滝谷「い、今どうなってる? 今日の分の進捗吹っ飛ぶだけならまだしも、作業データ丸ごと消えてたり――」カチカチ

滝谷「――――あれ? 消えてない。そもそも電源も落ちてない……」キョトン

ファフニール「ああ、その光る板か。変化がないのは当然だ。何しろ実際に消えていた訳ではないからな」

滝谷「へ?」

ファフニール「先程、痛みの錯覚の呪いについて話したろう。
       それと類似した呪いで、光源そのものを消すのでなく、相手がその光を認識できない様にする事で、暗闇になったと錯覚させるものがある」

ファフニール「それを用いて、貴様が天井の灯りやその板の光を認識できなくしていただけだ。故に、呪いを解けば元通り、だ」

滝谷「そ、そう………………。良かったあ〜〜〜………………」ハアア〜〜〜……

滝谷(正直、さっき彼に爪で脅された時より焦ったかも…………)ヘナヘナ



トール「――滝谷さ〜ん?」コンコン ガチャ

ファフニール「む……」

滝谷「おろ、トール君?」

トール「おや、ファフニールさんも居ましたか。二人共、夕食出来ましたんで来て下さい。小林さんにカンナ、エルマもお待ちかねです」

滝谷「了〜解、今向かうね―― っと、その前に忘れず保存保存……」カチカチ

ファフニール「フン、面白い。この俺自らが料理の品評をしてやろう。ただし辛口になるのは覚悟しておけ」スタスタ

トール「うわ、何か妙にテンション高くないです? 何か嬉しい事でもありました?……」

ガヤガヤ スタスタ

パタン…………




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