小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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◆bhlju8wMK6
[saga]
2023/07/27(木) 23:26:35.62 ID:f2Y7up7W0
トール「――何か用ですかエルマ? 言いたい事あるなら言ったらどうですか」クルッ
エルマ「っ!」ピクッ
エルマ「…………………いや、いい」ムスッ……
トール「……そうですか」トントン
エルマ「…………………」ジイー
トール「…………………(#^ω^)」ピクピク
トール「……ああもう、気が散る! 用がないと言いながら、さっきからジロジロジロジロ!
見てるだけなら料理の手伝いしてくれませんかねえ!?」ハ〜ン?
エルマ「っ………………」
エルマ「…………………料理」ポツリ
トール「は?」
エルマ「……それだよ。料理とか、どうしたんだ、お前」
トール「はあ? 言ってる意味が――」
エルマ「昔、一緒に旅をしていた時、料理はいつも私がしていたのに」
トール「!」
エルマ「私の知ってるトールは、人間の繊細な味付けとか、手間のかかる料理とか、馬鹿にしていたのに……。いつの間に、そんなに上手くなったんだ」
トール「いつの間にって……、そりゃ、私もこっちに来てからしばらく勉強して……。って、わざわざそれを言いに……?」
エルマ「…………………それだけじゃない」フルフル
エルマ「私の知ってるトールは、そんなヒラヒラフワフワした可愛らしい服を着ないし……」
トール「け、貶してるんですか、褒めてるんですかそれ……? それに、着ないと言われても現にこうして――」
エルマ「――そもそもそんな丁寧口調でも喋らない……」
トール「ぐむっ…… まあ確かに以前は意識して尊大な口調で通してましたが……。いや、そうじゃなく!」
トール「何なんですか歯切れの悪い……。伝えたい事はもっとはっきり言ってくれませんか?」ハア
エルマ「っ私は……!」
トール「はい?」
エルマ「っ………………………!」グッ
エルマ「……いや、何でも……」プイッ
トール「ええ…………………?」
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