小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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202: ◆bhlju8wMK6[saga]
2023/05/29(月) 23:25:49.53 ID:BsrFHKfa0

……………………………



トール「えっと……。それで、結局どうしましょう? 状況を再現しても、並行世界の移動は出来なかった訳ですが……」

エルマ「通信魔法とやらはどうだ? せめて向こう側の並行世界と連絡だけでも取れたら……」

トール「おっ、確かに通信魔法は人間界と魔法界の次元の壁も越えて繋がりますし、可能性アリですね! エルマにしては良いアイデアです!」

エルマ「“にしては”は余計だっ!」ガー!

トール「よし、滝谷さん、携帯貸して下さい!」

滝谷「いいでヤンスよ」スッ

トール「ありがとうございます! よ〜し、通信魔法、展開! あっちの小林さんに繋がれ〜、繋がれ〜……!」ミョンミョン



プルルルル…… プルルルル……

プルルルル…… ピピピピピ! プルルルル…… ピピピピピ!



トール(ん? 隣からも電子音が……)チラッ

小林「……私の携帯の着信だね」ピッ

小林「……『もしもし』」(直接と携帯越しで二重に聞こえる声)

トール「………………………」

小林「………………………」

トール「……『ぐ、ぐへへ。小林さん、今日のパンツは何色で――』」ハアハア

小林 ピッ(無言の通話終了)

トール「ああん! 素っ気ない!」ピエン

小林「微妙な空気に困ったからって、下らない事しないの、もう……」ハア

ルコア「まあ、予想の範囲内だね。隣にこちらの世界の小林さんという同一存在が居る以上、どうしても混線してしまうだろうし……。
    恐らく、他の魔法も似た様なものだろう」

トール「う〜ん、連絡も無理ですか……。一体どうすれば……」ウ〜ン




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