小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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139: ◆bhlju8wMK6[saga]
2022/05/24(火) 23:17:20.44 ID:bTM3bRGi0

小林「――えー、それじゃ、玄関で立ち話もなんですし、中へどうぞ」スッ

トール「はい! どうしていらっしゃったのかとか、しっかり聞きたい事が沢山ありますし……」

ルコア「あ、すぐ話をしたいのは山々なんだけど、ちょっと待って。実は今日来たのは私一人じゃないんだ」

トール「え?」

ルコア「人様の部屋に急に何人も押し寄せるのは警戒させてしまうだろうから、って事でね。先に私だけ確認がてら来たんだ」

トール「ルコアさん以外にも来ていた方が……? 気付きませんでした」

トール「そう言えばルコアさんの存在も、玄関チャイムが鳴るまで認識できませんでしたが……。
    変ですね、いつもの私なら匂いや音なり魔力なりで知り合いの接近には気付けるはずなんですが……」ムウ

ルコア「それはしょうがないさ。私達は此処に来るまで、簡単にだけど認識阻害や魔力隠蔽を施していたからね。
    トール君ほどのドラゴンなら集中して探知すればすぐ見破れる程度のものだけど、
    逆を言えば明確に探そうと意識を向けない限り、気付けないのも無理はない」

トール(……ただ此処に来るのに、何故そんなに警戒して……?)

ルコア「皆を、呼んでもいいかい?」

トール「あ、はい、どうぞ…… ってそうだ、小林さんと滝谷さんは良いですか?」

小林「ん。全然オッケー」b

滝谷「もちろん。むしろこの部屋に大人数だと、ちょっと手狭になってしまいそうで申し訳ないけどね」アハハ

トール「ありがとうございます!」ペコッ

ルコア「感謝します、お二方にも。じゃあ、ちょっと呼んでくるね――」クルッ スタスタ……



…………………………

トール「……皆って……?」ポツリ




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