小林「あなたは……誰ですか?」トール「……えっ?」【小林さんちのメイドラゴンSS】
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◆bhlju8wMK6
[saga]
2021/11/28(日) 17:35:09.12 ID:bo7Z/2J70
トール「……でも、会社側もその条件をよく飲みましたね。
有能な人材であるお二人を呼び戻せず、その上、無能なクソ野郎は雇い続ける事になるのに」
滝谷「ああ、交換条件を出したからね」
トール「交換条件?」
小林「うん。『先程の条件を聞いてもらえるなら、会社には戻らない代わりに、ヘルプとして会社の業務を適宜手伝っても良いですよ』ってね」
トール「ははあ、なるほど…… 部下と上司の主従関係でなく、あくまで対等なビジネス相手としてなら手伝う、という事ですか」
滝谷「そう言う事だね。僕としては内心、別にそこまでする義理もないとは思ったけど……」
滝谷(――更に言うなら、慰謝料請求した上で縁切りするのが妥当だとすら思ったけど、野暮だからそれは黙っておこう――)ズズー
小林「そう、だからこの条件は私から提案したんだ。
さすがに会社側に何のメリットもないんじゃ、さっきの条件も飲んでもらえないだろうし……。それに、元同僚達の事も気がかりだったし」
トール「同僚達?」
小林「ああ。私達二人が抜けて、一番業務のしわ寄せが行ったのは元同僚達だろうしね。
元々ブラックな職場ではあったけど、その点については悪いことしたなあって思ってたんだ」
トール(ああ、確かに……。今日行った職場の方々皆、憔悴し切った様子でしたね……)
トール「では、そういう経緯もあって、会社の業務を手伝う事にはなったんですね」
滝谷「勿論、仕事相応の代金はもらう契約でね。
下請けの様な扱いをして、足元見て安く値切ろうとしてきたらすぐ辞めるって、はっきり言ってあるよ」ズズー
小林「うん。会社員時代はどうしても雇われの身でやりにくかった価格交渉を、臆せず出来るようになったのは良かった点の一つかな」
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