【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「私はこの絆を諦めません」【安価進行】
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823: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/10/02(土) 23:34:11.27 ID:6uSYVKAc0

摩美々「もしもしー? あのモニター映像、何か意味があるのならこっちに移してもらえますー?」

(す、すごい……摩美々さん、即座に反応したぞ……)

『……ザザ……』


パソコンの画面にはまた別のウィンドウがポップアップ。
データの授受が行われている表示だ、どうやら画面の向こうの人物もまた摩美々さんの行動を“勘”で理解したらしい。


摩美々「とりあえずデータはこれで手に入る、その内容は自分の目でも見ておくべきだよー」


摩美々さんは迅速に対応したかと思うと、これまた迅速に私たちに指示を出した。
モニターを注視しろ、その指示通りにすぐに私たちはかじりついた。
映像はなおも巻き戻り続け、数時間、数日前……めぐるが命を落とした事件の前夜にまで戻ると、再生を始めた。


愛依「こ、これってうちらが円香ちゃんに監禁されてた時の映像……?」

雛菜「し〜〜〜! だれか出てきたよ〜?」


画面の手前側の死角から歩いて出てきたのは……【樋口さん】そして【めぐる】の二人だ。
事件の首謀者と被害者その関係性は明らか……なのに、だからこその違和感を感じる光景だ。

めぐるの歩き方があまりにも自然すぎるのだ。自分の意志で歩いていて、迷いがない。
今命の危機にさらされている状態のはずなのに、怯えたり不安に駆られたりしているときの体の揺らぎのようなものもほとんどない。
加えて、樋口さんも何も脅しているような素振りすらない。
武器を手に持っているわけでもない、めぐるの手は拘束されてはいるものの、足は全くの手付かず。
突然走り去って逃げてしまうリスクもありそうな状態なのに、樋口さんは何も手を打つ様子がない。

そんな不自然な散歩をしている二人は、そのまま脱衣所へと入ってしまった。



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