【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「私はこの絆を諦めません」【安価進行】
1- 20
81: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/06/06(日) 16:42:49.67 ID:gNSguuoX0
【act.3】

灯織「そして迎えたライブ当日。犯人は最初は食堂で私たちのライブ中に摂る飲食物の準備に携わりました。これはおそらく、踏み台としてクーラーボックスを利用するため。制御室でのトリックのための下準備はこの時から始まっていたんです」

灯織「団扇を作り終えた私たちと共に、犯人は一度音楽室を訪れます。クーラーボックスを肩にかけた犯人は自然な流れで準備中のみなさんにドリンクを渡していき、その流れのまま制御室に足を踏み入れます。適当な理由をつけて制御室にいた摩美々さんを追い出した後は、トリックの準備」

灯織「本来犯人の身長では手が届かない高さにあるブレーカー。ですが犯人は持ち込んだクーラーボックスを踏み台にすることで高さの問題をクリア。ブレーカーを途中まで降ろした状態にしておいて、レバーにピアノ線を括り付ける。そのままピアノ線の反対側は、ぴんと張った状態になるように長さを調節したまま、空調設備のパネルに括りつけて準備完了」

灯織「あとはタイマーさえ設定しておけば、時間が来て空調が起動するのと同時にレバーも降りる仕掛けが成立するんです。これで犯人はその場にいなくとも音楽室の電源を落とすことが可能になり、アリバイが成立するようになるわけです」


【act.4】

灯織「おそらくこれも犯人の計画の内だったんでしょう。私たちは四階の音楽室に来る際に、チュロスを持ってきていないことに気づき、急いで食堂へと戻ることになります。おそらくこれは、私たちを分断するため。そして犯人自身が現場を離れることでアリバイを作り出すため。二重の目論見があったんだと思います」

灯織「あとは退室の直前に薬品Aを開封しておいておく。空気より重たい気体を発生させるので、この段階で誰かが吸ってしまうリスクは低い。そして、タイミングを見計らって燻煙剤を点火だけすれば勝手に仕掛けが進んでいきます。燻煙剤の着火から発煙までのタイムラグで食堂へと犯人は移動。煙が出始めたところでトリックが本格的に動き出します」



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/749.86 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice