【シャニマス×ダンガンロンパ】灯織「私はこの絆を諦めません」【安価進行】
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687: ◆zbOQ645F4s[saga]
2021/09/30(木) 20:29:06.34 ID:PKHgrFLn0

摩美々「まぁ落ち着きなってー……それをどうにかするために私が来たんでしょー」

灯織「どうにかすると言われましても……」

摩美々「灯織がおしおきを回避する方法はひとつだけ……あのクロ判定が不適切なものだったと証明することだよ」

灯織「……え?」

摩美々「要は、灯織がクロじゃなかったことを証明しておしおき自体を不当なものだったと指摘するんだよー」

灯織「え、ええええ?! 摩美々さん、めぐるの命を奪ったあの爆弾は私の行動が引き金になってですね……?」

摩美々「もう一度、その議論をやり直そうよー。私たちは灯織に死んで欲しくないんだよー」

灯織「し、しかしですね?!」

摩美々「それに、あの議論は……まだ完全じゃないと思うんだー」

灯織「……議論が、完全じゃない……? でも、すべての証拠品を検討しましたし、あらゆる可能性はつぶしたと思うんですが……」

摩美々「確かに摩美々たちの知る証拠品と状況証拠はすべて検討したケド、それがすべてじゃないと思うんだよねー……」

灯織「……」

摩美々「それに、灯織自身はどうなのー?」

灯織「私、ですか……?」

摩美々「めぐるを殺したのが自分で、納得できるのー?」


___納得なんかできるわけない。それは、当然の心理だ。

後にも先にもこれ以上はない親友を手にかけた事実、否定できるのなら私だって否定したい。
でも、その否定をしてしまうことは、めぐるの死から目を背ける以上に不義理だと思う。
自分自身にかかる責任を放棄する、最低最悪の身勝手。


灯織「……だとしても、受け入れるしか」

摩美々「はぁ……灯織ってば相変わらずいい子過ぎー……もっと自分の気持ちに素直になりなよー」

灯織「そうは言いますが……私はめぐるの死においては何よりも事実を尊重したいんです。それがめぐるに対しての誠意であり、義務だと思うんです」

摩美々「……灯織、この前の裁判の最後に見た映像、覚えてるよねー?」

灯織「映像、ですか……?」

(おそらくそれはきっと、めぐると樋口さんが事件の直前に交わした会話の映像……)





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