75:ただのジョジョ好き[saga]
2021/10/02(土) 11:36:58.08 ID:TbiJdMkJ0
『それもそうか…ん?ちょっと待てコイツ……』"グシャ"取り敢えず近くにいた研究者の頭を引きちぎって辺りの様子を確認する『ったく…ここ何処だよ』思わず自分の口から出たものにびっくりした俺は[研究者]なんて言葉は愚か、言葉なんて生まれてから一度も覚えた事はない
76:ただのジョジョ好き[saga]
2021/10/02(土) 11:53:05.61 ID:TbiJdMkJ0
『ここは裏路地の研究所だよ泥暮クン』『?!』"ギィン"思わずそこら辺のパイプを引きちぎって攻撃するが…空振りする『…泥暮ってのは何だ?』『あ、そうか、コイツら君に話さずにくたばったのか、泥暮と言うのは君の新しい名前だよ
77:ただのジョジョ好き[saga]
2021/10/02(土) 11:57:46.22 ID:TbiJdMkJ0
『そして…分かってると思うけど、君に僕は殺せないよ」…さっきから話しながらパイプで刺そうとしているんだが、全く当たらない『話聞いてて俺が何されたのかは分かるが…テメェ、知能与えて、俺を殺さないで…何がしたいんだ?』
78:ただのジョジョ好き[saga]
2021/10/02(土) 12:04:39.92 ID:TbiJdMkJ0
『いやー、ウチは細胞の改造で稼いでるんだが…その技術に嫉妬した奴らがたまに乗り込んでくるんだよ』何となく話が読めてきた気がする『その為に俺をここに連れてきて、話を聞ける様に頭を良くしたのか』『ブラボーブラボー正解だよ、あえて言うならそこら辺の用心棒雇うより安上がりで質もいいからって言うのもあるよ』
79:ただのジョジョ好き[saga]
2021/10/02(土) 12:14:07.65 ID:TbiJdMkJ0
『…俺よりお前の方が強いじゃねーかよ』"ハハハ…"『いや、僕は強くない、と言うか一人で裏路地をうろついたらすぐに死ぬくらい弱いよ』『あ?さっきから俺の攻撃ひょいひょい避けてるだろ』思わず訝しむ『まだ気づかないのかい?避けてるのは君の方だよ』
80:ただのジョジョ好き[saga]
2021/10/02(土) 12:42:27.10 ID:TbiJdMkJ0
気づけばアイツの周りにだけ切り傷がある、アイツは1ミリも動いていなかったのだ『ちゃーんと攻撃出来ない様にはしてるんだよ』『…さっきの奴らはいいのか?』『バイトだからな、いいだろ』
81:ただのジョジョ好き[saga]
2021/10/02(土) 12:48:23.58 ID:TbiJdMkJ0
「んでまぁ、暫くそこで働いてたんですけど…」「その研究所、潰れたんだろ?」「はい、それで途方に暮れた後渋々この怪しさ満点なロボトミー社に入ったんす」
82:ただのジョジョ好き[saga]
2021/10/02(土) 12:51:41.38 ID:TbiJdMkJ0
「…そうか、裏路地で働く事になったからお前外郭出身だったのに都市内で暮らせるのか」「はい、飯は自己調達でしたけど、戸籍やらを上手い具合にしてくれて、結構いいとこでしたよ」
83:ただのジョジョ好き[saga]
2021/10/02(土) 13:07:18.37 ID:TbiJdMkJ0
「んじゃ、俺の方も話すか?」「…いや、無理っすこれ以上酒奢れませんよ」いつの間にか山風が酒を何杯も呑んでやがった「そうかぁ、んじゃ機会かがあったらいつか話すか」
84:ただのジョジョ好き[saga]
2021/10/02(土) 19:03:53.55 ID:TbiJdMkJ0
財布がすっからかんになるのは勘弁して欲しいが…「ま、楽しみにしてますよ」「おう、またな」手を振って自室へ帰る、ここは確実に外郭より平穏だ、まともな飯が食えて、荒野の中独りになる事もない、
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