何度でも書き直す物語
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45:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 12:09:39.06 ID:XDrLtoqOO
斧樹の片足が消えた、何が起きたか理解出来なかった「……ッアアアアアアアア!!」無い足を押さえようとする斧樹を見てやっと理解した。あの妖精が斧樹の足を食いやがったのだ。「斧樹ッ!」急いで妖精を叩き潰して行くが、勢いは止まらない"バクン""バクン"本当に無我夢中だった、だが最後の一匹を潰した時にそこにあったのは…欠けた骨と肉塊だけだった。


46:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 12:21:05.07 ID:XDrLtoqOO
『ジョシュア、たった一つの罪と何百もの善に洞察作業をして下さい』「はい」妙な感覚が体を覆う、なんだ?呼吸がさらに浅くなる「おい、泥暮?大丈夫か?」何故こいつは平然な顔をして俺に話しかけてくるんだ?理解できない、理解できない、理解できない、


47:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 12:27:54.24 ID:XDrLtoqOO
俺がおかしいのだろうか?教えてくれ、教えてくれ、教えてくれ、「うっヴヴッ!…がはっ お、おぇぇ!」汚い液体を撒き散らし、泣いた。不思議な物だ、死体なんて何度も見てきた癖に


48:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 12:29:17.32 ID:XDrLtoqOO
〜DAY2終了〜


49:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 12:36:44.08 ID:XDrLtoqOO
飯は食べた、食いたく無かったが、どうしても食欲を抑えられなかった。遠い昔の死体の味がした気がした。山風は「死体なんかで一々悲しむのなんか面倒くせぇ」そう言った、俺もそれに同意したが、今はもう何も分からない。


50:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 13:11:38.78 ID:XDrLtoqOO
………
俺は社内寮に住んでいる、家は一応あるが外角なのでかなり遠い。巣の中に家を建てるにも十分な金は持ってないし、社内寮の方が色々と都合がいいからだ。ここにはまだあいつの残り香がある、いつの間にか捨てて行ったウェルチアースの缶、乱雑に置かれたE.G.O.の空箱、あいつの髪の毛、こっそりちょろまかした骨、それを全て鉄箱に詰める。


51:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 13:46:08.21 ID:XDrLtoqOO
この箱はT社で買った時空固定装置だ、色々な物を質屋に流したり、そこら辺の奴をカツアゲ(勿論都市の夜に)して買ったかなりお高い物だ"ガチャコン""ガシャン ガシャン"それだけの価値はあるその箱には斧樹と書いてある。別に、気が狂った訳じゃ無い、笑い合った奴として覚えといてやらなきゃならないんだ。せめて、俺だけでも、



52:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 13:53:39.54 ID:XDrLtoqOO
〜DAY3開始〜


53:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/29(日) 07:48:45.09 ID:coYYfjsr0
「…よぉ、泥暮気分は落ち着いたか?」「まあ、はい」やるせなく返事する「ま、やな事はさっさと忘れるんだな、その方が楽だ」「…たしかに忘れたら"僕は"幸せでしょう、でもあいつは?俺が覚えとかないとあいつはこの世界から忘れられてしまう、せめて…俺だけでも覚えてやらないと…」自分に言い聞かせるように呟く山風はため息混じりにこう返す「自分の首を絞めるのも楽な方に逃げるのも勝手にしやがれ」"スタスタスタ"


54:ただのジョジョ好き[saga]
2021/09/14(火) 21:23:31.45 ID:g7Vn/Uxy0
『山風、妖精の祭典に本能作業を、ジョシュア、たった一つの罪と何百もの善に洞察作業を、泥暮、O-02-56に洞察作業をして下さい』いつでも声は無機質だ「…だそうだ、じゃあ取り敢えず行くか」「…」


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