41:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/22(日) 13:48:13.97 ID:ZR3eAfSiO
「ってか、それアブノーマリティーじゃねぇの?」山風が首を突っ込む「あ〜いや、何か収容室に居たのがこいつのすげぇでかいやつで、そいつがこいつ渡したんですよ」「んー?じゃこいつ何なんだよ」「さぁ…」肩をすくめて斧樹が誤魔化す「まぁべつに大丈夫だろ、警報も連絡も来てないし」
42:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/25(水) 23:47:58.08 ID:NPNgiU3k0
「そうっすか?なぁ、おいジョシュアお前はどう思う?」振り向いて話を振ってみる「はい 何でしょう」「…いや、だからこの妖精どうすりゃいいかって話だよ」やはり話が噛み合わない「その 妖精の 観察を 行う 事を 勧めます」「…やっぱりそうなのか?」「少なくとも リスクを 犯すべき では ありません」「だろうな、なんかやって死んじまったら洒落になんねぇだろ?」
43:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/26(木) 21:32:46.84 ID:brSy1VI50
「んじゃあ斧樹、それいて何か変な感じな事ないか?」「え?あ〜まあ何かこの子達がいてから癒されてるっていうか落ち着く感じはしますよ〜」「何だそりゃ、やっぱりアブノーマリティーってそういうのあんのか?」「ん、まぁなお前が一番実感してるだろ?昨日とか」…少しは反省の色とかを見せて欲しいものだ。思わず苦虫を噛み潰したような顔になる
44:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/27(金) 17:38:12.10 ID:2C8367Nf0
『斧樹、たった一つの罪と何百もの善に洞察作業をしてください』「お、じゃあ行ってき…」"バクン"
45:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 12:09:39.06 ID:XDrLtoqOO
斧樹の片足が消えた、何が起きたか理解出来なかった「……ッアアアアアアアア!!」無い足を押さえようとする斧樹を見てやっと理解した。あの妖精が斧樹の足を食いやがったのだ。「斧樹ッ!」急いで妖精を叩き潰して行くが、勢いは止まらない"バクン""バクン"本当に無我夢中だった、だが最後の一匹を潰した時にそこにあったのは…欠けた骨と肉塊だけだった。
46:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 12:21:05.07 ID:XDrLtoqOO
『ジョシュア、たった一つの罪と何百もの善に洞察作業をして下さい』「はい」妙な感覚が体を覆う、なんだ?呼吸がさらに浅くなる「おい、泥暮?大丈夫か?」何故こいつは平然な顔をして俺に話しかけてくるんだ?理解できない、理解できない、理解できない、
47:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 12:27:54.24 ID:XDrLtoqOO
俺がおかしいのだろうか?教えてくれ、教えてくれ、教えてくれ、「うっヴヴッ!…がはっ お、おぇぇ!」汚い液体を撒き散らし、泣いた。不思議な物だ、死体なんて何度も見てきた癖に
48:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 12:29:17.32 ID:XDrLtoqOO
〜DAY2終了〜
49:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 12:36:44.08 ID:XDrLtoqOO
飯は食べた、食いたく無かったが、どうしても食欲を抑えられなかった。遠い昔の死体の味がした気がした。山風は「死体なんかで一々悲しむのなんか面倒くせぇ」そう言った、俺もそれに同意したが、今はもう何も分からない。
50:ただのジョジョ好き[saga]
2021/08/28(土) 13:11:38.78 ID:XDrLtoqOO
………
俺は社内寮に住んでいる、家は一応あるが外角なのでかなり遠い。巣の中に家を建てるにも十分な金は持ってないし、社内寮の方が色々と都合がいいからだ。ここにはまだあいつの残り香がある、いつの間にか捨てて行ったウェルチアースの缶、乱雑に置かれたE.G.O.の空箱、あいつの髪の毛、こっそりちょろまかした骨、それを全て鉄箱に詰める。
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