【安価コンマ】貴方は世界を巡るようです 12巡目
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2021/09/04(土) 01:10:19.96 ID:Ovbt2yAf0
ロディナ「ほほぉロボット……しかも、これまた立派な……」
それは上の階で見たロボット――ではなかった。
人型ではなくまるで蠍のような八本の脚と一対の鋏を持ったその体躯は辺りを蹂躙するために与えられたものであることがこれでもかと伝わってくる。そして――その蠍型ロボットは。
ワイズ「……でっかぁ」
あまりにも巨大であった。その大きさは上の階で見たあのロボットの……何倍だろう、千倍くらいはありそうなくらい大きかった。
……というかこんな大きなロボットがこんな地下にどうして？
ロディナ「ふむふむ、この大きなロボットからは面白いものが見つかるような気がするねぇ……どれどれ？」
ニヤリと笑うと彼女はふわふわと浮いて頭の部分っぽい所に近づく。
ロディナ「これがコックピットかな？」
ワイズ「え」
ま、まさか――動かすつもり！？ 嫌々駄目だよそれは絶対！？
ワイズ「す、ストップ！ ストーップ！」
ロディナ「何故日和る！ 怪盗としてこのようなスリル――チャレンジをしないとか怪盗失格だ！」
ワイズ「どうすんの変なビームとかでたら！」
なんかよく見ると尻尾の部分と鋏の真ん中にビーム砲みたいなのあるし……！ というかこの巨体が動いただけでこの遺跡崩れるんじゃないか！？
ロディナ「ええっと、このスイッチは――うふふ、ドクロマークってちょっとそそるよね」
ワイズ「」
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【忘れられた古代遺跡】【?/?F】
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