467: ◆LWJMZhhGCoS.[saga]
2021/06/17(木) 21:03:36.98 ID:z918VLKVO
安藤「モノクマは……このコロシアイ学園生活のために希望ヶ峰学園を乗っ取るほどの存在だ」
安藤「そんなヤツが……俺達の情報が載ったファイルを誤って残すわけが無い。これには必ずヤツの意図がある」
九十九「……ボク達の仲を乱すため、とか?」
安藤「……そうだ」
安藤「そして、その場合……俺達の中に本当に【超高校級の超高校級狩り】か【超高校級の不良】かがいた方が効果的だ」
九十九「…………」
九十九(ボク達の中に……そんな人が……?)
九十九「……モノクマの正体が、その二人のどちらかって事は無いのかな?」
安藤「……無い話ではないが……二人とも犯罪のタイプが違うからな……」
安藤「……その辺りの事を……九十九君に手伝ってほしいんだ」
九十九「……ボクに?」
安藤「もし本当に俺達の中にこの二人の才能がいるとするならば、今は猫を被っている状態だ」
安藤「……そんな状態がいつまでも続くわけが無い。何かの綻びが出るだろう」
安藤「九十九君には……皆と交流する時に、警戒していてほしいんだ」
九十九「ぼ、ボクが……?」
安藤「ああ……頼めるか……?」
九十九「ぼ、ボクでいいの……?」
安藤「九十九君がいいんだ」
九十九「で、でも……ボクがこの二人のどちらかとは思わなかったの……?」
安藤「それは無いな」
安藤「俺は今までの君を見て、君が悪人であるハズが無いと思った。だから、君にこの事を打ち明けたんだ」
九十九「安藤クン……」
九十九「……分かった。これから、注意して皆を見てみるよ」
安藤「……ありがとう」
安藤「……俺の杞憂で終わってくれればいいんだがな」
九十九「……そうだね」
九十九「安藤クンの考えすぎだった……って、笑い飛ばせるようになる事を願おうよ」
安藤「……ああ、その時は存分に笑い飛ばしてくれ」
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