369: ◆LWJMZhhGCoS.[saga]
2021/06/09(水) 17:46:19.58 ID:7+I0AelcO
【CHAPTER2】
【3日目】
キーン、コーン……カーン、コーン……
モノクマ『オマエラ、おはようございます! 朝です、7時になりました! 起床時間ですよ〜!』
モノクマ『さぁて、今日も張り切っていきましょう〜!』
九十九(……モノクマは、今日も変わらず吐き気がするほど明るい声で、朝のアナウンスをする)
九十九(……二人も死んだっていうのに)
九十九「……いや、だからこそモノクマは上機嫌なのかもな……」
九十九(昨日……学級裁判を終えて帰るボク達に、モノクマは言った)
〜〜〜〜〜
モノクマ『あ、そうだ。学級裁判を終わった事だし……ちゃんと死体、片付けておいたんで!』
モノクマ『綺麗に清掃もベットメイキングもしたんで、闇市クンのベッドで寝ても大丈夫!』
モノクマ『……そうだ、鍵は元に戻しておくからね、黒野さん』
黒野『え? ああ……すっかり忘れてた。死ぬつもりだったからね!』
モノクマ『うーむ……絶望的に不本意だなぁ。ボクとしては、他の皆みたいに、もうちょい落ち込んでほしいんだけど』
黒野『落ち込んでるよ? 死ねなかったし』
モノクマ『いや、そうじゃなくて……まぁいいや』
〜〜〜〜〜
九十九(……ボク達には、闇市クンを……そして、麻草さんを弔う事もできないんだ……!)
九十九(……いけない、少しイライラしているな)
九十九(……徹夜をして、『コレ』を作っていたかもしれないな)
九十九(……今日も朝食会はある……だろうか)
九十九(何にせよ、早く行かなきゃ……)
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