125: ◆LWJMZhhGCoS.[saga]
2021/05/23(日) 16:51:55.45 ID:tgnkRYGZO
安藤「……すまない、九十九君。彼らも悪い奴らではないんだ」
九十九「う、うん……分かってるよ」
安藤「俺の名前は安藤竜。【超高校級の弁護士】だ」
安藤「……厳密に言えば、まだ弁護士ではないんだが。なにせ弁護士資格を持っていないからな」
九十九「えっ……でも、【超高校級の弁護士】なの?」
安藤「恥ずかしながら……事情があって、海外で無免許のまま弁護士活動を行なっていたんだ。年齢を詐称してな」
安藤「そこに希望ヶ峰学園のスカウトマンが来て、特例で弁護士資格を与えるから学園に来てくれないかと言われたんだ」
九十九(す、すごい……そんな人もいるのか……)
黒野「凄いよねぇ、安藤君って! 私には死んでもできないよ!」
安藤「…………」ピシッ
黒野「……あれ? 安藤君?」
堀井「あー、そっとしてやれ黒野ちゃん」
堀井「安藤ちゃんは異常なくらい女子への免疫ねーんだよ。ちょっと話しかけられると固まっちまうの」
安藤「……ハッ! 俺は何を……?」
九十九(記憶まで飛ぶの……?)
黒野「じゃあ、最後まで私かな? ごめんね、私なんかが最後で」
黒野「私は黒野真白。才能は秘密! 名前も別に覚えなくていいよ!」
黒野「どうせ私なんかに興味ないでしょ? ねっ!」
九十九「え、ええっと……」
九十九(明るいんだかネガティブなんだか、分からない人だな……)
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