魔王「俺も勇者パーティ的なの作るか」
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7:名無しNIPPER
2021/05/17(月) 01:45:25.82 ID:qMpIqN95O
────魔王城 研究室

黒騎士「入るぞー」

???「はーい」

黒騎士「いきなり押しかけて来てすまんな」

黒騎士「実は────」

???「メラガイアーッッッ!!!」ボウッ

黒騎士「ッ!? マホカン────」

ズガァァァァァァァン

黒騎士「ぐ……う……ちょっと……」

???「あら、中々タフじゃない、黒騎士?」

黒騎士「ふざけんなよ……魔女……」

魔女「ごめんなさいね? 最近攻撃呪文を使ってなかったから、腕鳴らしに使わせてもらったわ」

黒騎士「はぁ……それで、話があるんだが」

魔女「パーティの件よね?」

黒騎士「……話が早いな、来てくれるのか?」

魔女「行くに決まってるじゃない!」

魔女「人間領には魔王領にはない上質な魔道具がたくさん揃ってるんだから!」

魔女「まず杖を新調して、MPを上げるアクセサリーも欲しいわね……それと……」ブツブツ

黒騎士「(完全に自分の世界に入ってんな……)」

黒騎士「あ、そうだ、魔女」

魔女「他にも……はっ! 何かしら」

黒騎士「もう1人、僧侶役を探してるんだが……誰か知り合いにいないか??」

魔女「僧侶役ね……ひとり、いるわよ」

黒騎士「お、本当か!」

魔女「闇司祭って言うんだけど……その、かなり特殊な子だから」

黒騎士「なるほど、魔女が言うってことは、相当だな」

魔女「間接的に私のことディスってない?」

黒騎士「あんたみたいな特殊な奴が言うからには、さぞ奇っ怪なひとなのでしょうね!」

魔女「直接的にディスるな」

黒騎士「それじゃあ、案内してくれ」

魔女「任された、バジルーラ!」

黒騎士「うぇっ!?」ゴンッ

魔女「あれ、室内じゃ駄目なんだっけ」

黒騎士「ぐ……っ、バジルーラの時点で確信犯だろ……はよ連れてけ」


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