狐娘「妾は老いることも死ぬこともないケモノじゃ」
↓ 1- 覧 板 20
165: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/06/10(木) 19:28:10.80 ID:UgQBOwmV0
ーーーーーーー
タッタッタッ
男(なんとか上手くいった)
男(狐娘さんの姿を晒してから、予め撒いておいた油に引火させて僕たちが火に巻かれたように見せる)
男(言葉にすれば簡単だけど、下手すれば二人とも本当に死んでいた)
男(成功したのはこの子が僕の意図を正確に汲んでくれたから。僕を信じてくれたから)
男(さっきの騒ぎで向こうへ人が流れていれば多分…)
男「……」
..ザッ..ザッ
男(……思った通り、裏口に人影は見当たらない)
男「」ソー...
男(戸口の向こうにも、誰もいない)
幼狐娘「は……ケホッ…」
男「立てる?」
(肩を貸す)
幼狐娘「……なぜ……しは……」
男「? どうしたの?」
幼狐娘「…何でもない」
男「もう少しだからね」
ザッザッザッ...
203Res/177.81 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20