狐娘「妾は老いることも死ぬこともないケモノじゃ」
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144: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/06/10(木) 19:06:06.55 ID:UgQBOwmV0
男(……それはやっちゃダメだ。明らかに、"未来を極端に変える行動"だ)
男(第一もしできたとしてもなんて言って説得すればいい?向こうは僕のことさっぱり知らない、ただの怪しい人間でしかないんだし…)
幼狐娘「」コトッ
トットットッ...
男「………」
男(行った、かな)
男(……女王の儀の日……)
男(確か、千年以上前だって言ってた。この服もこの時代に合わせたものになってるってことかな)
男(狐娘さんを救う…って言っても、何から助けてあげればいいんだろう。儀をやめさせるのは違うとして、これがあの人の見てる悪夢なら、この夢を悪夢たらしめてる何かがあるはず)
男(今日この日に起こること……狐娘さんが女王にされてから、何かが……)
ーーーーー
狐娘「人間が襲ってきた。どうやら儀を終え、女王となる個体が出来上がるのを待っていたらしい」
ーーーーー
男(それだ)
男(人間が来るんだ。だったらどうすればいい?僕にできることと言ったら……大声で村中に警告しようか?人間が襲ってくるから避難するんだ!って)
男(いや、馬鹿か。僕自身が人間じゃないか、逆に捕まりでもしたら終わりだ)
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