狐娘「妾は老いることも死ぬこともないケモノじゃ」
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108: ◆YBa9bwlj/c[saga]
2021/05/31(月) 20:28:01.55 ID:2pIRRCgF0
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装束男「…くそ」
装束男(思っていた以上に広いな。たった二人でカバー出来る範囲ではない)
装束男(あの女の手を借りるのもない話ではなかったな)
装束男「おい、お前の方はどうだ」
装束女『異常なーし。不格好な木とよく分からん草がボーボー。…あっ!』
装束男「なんだ!何があった!」
装束女『きゃひひ!ブッサイクな鳥!近付いても逃げないし!ねぇ殺っちゃっていい?どんな声で鳴くかね?』
装束男「……無駄なことはするな」
装束男(これで腕は優秀なのがタチが悪い。使えない奴なら迷わず捨て置けたのだが)
装束男「ん…?」
(根本から折れた草)
装束男「………」
装束男「聞け、森の監視は中止だ」
装束女『へ?なんで?別に鳥の一匹くらいいいじゃん』
装束男「奴らが外へ出た可能性がある」
装束女『…へえ』
装束男「それからあの女にも伝えておけ。あいつなら男の方の居場所くらい把握出来るだろう」
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