505: ◆HH.spRl1OU[saga]
2021/05/20(木) 23:54:48.81 ID:1HB8XZDe0
ムノー「……済まなかった」
タケシ「今更何故帰って来たんだ!? 合わせる顔が無いと言っておきながら!!」
ムノー「そうだな、強いて言うなら……立派にトレーナーとして成長したお前と、そして挑戦者である彼らの姿に感化されたから、だろうな……」
タケシ「何……?」
ムノー「タケシ――お前には自分を犠牲に苦労を強いた、結果として責任を押し付けた……遅いかもしれないが、どうか俺にそれを償わせてほしい」
タケシ「それは……」
ムノー「お前が諦めていた夢を、お前が弟達やジムのために犠牲にしていたことを……今こそ目指す時が来たのだ」
タケシ「……俺が……それは……」
――それから暫くの間、親子は話し合った
――蟠りは完全には解けなかったが、それでもタケシはどこか吹っ切れた表情をしていたと、後のサトシ達は語っていた
つづく
今日はここまで、おつでした
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