底辺映画監督唯一の名作 〜そしてそれに連なる窮屈で退屈な続編達〜
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名無しNIPPER
[saga]
2021/05/03(月) 21:08:16.52 ID:U1gqLcRo0
それから時が流れ、男は、いや黒澤は映画監督となった。実のところ、映画監督になるのに大した苦労はなかった。高校では映画同好会、大学では映画サークルを経て、卒業後は自主製作映画に取り組み、そうして映画監督を自称するようになっただけだから。
しかし、問題なのは自称次代の黒澤には良い映画が作れないという一点にあった。
『黒澤』の名を冠しながら、つまらない映画を作り続ける彼を周囲は嘲笑った。しかし、それも仕方あるまい。なぜなら、世間一般の言う良い映画と、黒澤が望むそれとには大きなズレがあったからだ。そして、黒澤はそのズレを孤高と解し愉悦に浸りさえした。
何しろ、中学生時代にわけのわからない大会を脳内で開くような男である。世間一般と感性がズレていたとしても然るべきであろう。
では、黒澤の求める良い映画とは何か。それは、ずばり「感情の振れ幅」であった。感動作を見て涙を流すこともあろう、ホラー映画で震えあがることもあろう、いわば、映画とは人の心を揺り動かす力がある。黒澤は、その力に妄執したのだ。
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