売れない作家「俺の小説が売れないのは読者に媚びてないからだ!」
1- 20
4:名無しNIPPER[saga]
2021/05/02(日) 20:27:26.37 ID:PB5NGWd20
作家「坊や」

少年「なに、おじさん?」

作家「坊やはこういう小説を読みたい、っていうのあるかな?」
以下略 AAS



5:名無しNIPPER[saga]
2021/05/02(日) 20:30:15.61 ID:PB5NGWd20
作家「ちょっとお時間よろしいですか?」

会社員「はい?」

作家「今アンケートを取ってまして……好きな小説のジャンルってあります?」
以下略 AAS



6:名無しNIPPER[saga]
2021/05/02(日) 20:32:06.61 ID:PB5NGWd20
オタク「小説?」

作家「うん、こういうのが読みたいってのがあれば……」

オタク「アイドルだね!」
以下略 AAS



7:名無しNIPPER[saga]
2021/05/02(日) 20:33:24.52 ID:PB5NGWd20
作家「君……小説読むかい?」

不良「あ? バカにすんなよ! これでも月に何冊かは読んでるぜ!」

作家「質問なんだけど、こういう題材の小説が好きだっていうのはあるかな?」
以下略 AAS



8:名無しNIPPER[saga]
2021/05/02(日) 20:35:43.74 ID:PB5NGWd20
作家「今の時代、どういう小説が売れると思う?」

眼鏡「愚問ですね」クイッ

作家「というと?」
以下略 AAS



9:名無しNIPPER[saga]
2021/05/02(日) 20:37:23.02 ID:PB5NGWd20
作家「(ちょっと怖い感じの女性だけど……)こ、こんにちは」

女「あら、なにかご用ぅ?」

作家「小説の需要調査をしてるんですが、読みたい題材ってありますか?」
以下略 AAS



10:名無しNIPPER[saga]
2021/05/02(日) 20:38:32.97 ID:PB5NGWd20
作家(今は高齢社会だし、おばあさんにも聞いてみよう)

作家「好みの小説のジャンルってあります?」

老婆「ああ、あるともさ」
以下略 AAS



11:名無しNIPPER[saga]
2021/05/02(日) 20:41:44.39 ID:PB5NGWd20
中年「読みたい小説のジャンル?」

作家「はい、こういうのが好き……っていうのがあれば」

中年「私の場合はあれだね。社会問題に斬り込むような作品が好みだね」
以下略 AAS



12:名無しNIPPER[saga]
2021/05/02(日) 20:43:10.67 ID:PB5NGWd20
作家「お嬢ちゃんは小説読むかな?」

少女「読むー!」

作家「どんなの読むかな?」
以下略 AAS



13:名無しNIPPER[saga]
2021/05/02(日) 20:47:37.65 ID:PB5NGWd20
自宅に戻った作家は、浴びるように酒を飲んでいた。

作家「……」グビッ

作家「くそっ、くそっ、くそぉっ!」
以下略 AAS



14:名無しNIPPER[saga]
2021/05/02(日) 20:48:45.13 ID:PB5NGWd20
テーブルの上に山積みにされた小説のタイトルは――



『最強の俺が異世界でアイドルとイチャイチャしながら妖怪や社会問題と戦いつつ銃や魔法や日本刀で殺人事件を解決!』
以下略 AAS



18Res/6.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice