ハリー・ポッター「僕の言うことを聞け」ダドリー・ダーズリー「……わかった」
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9:名無しNIPPER[sage saga]
2021/04/19(月) 21:35:26.28 ID:43J6jqUVO
「今のところ実害はないにせよ、叔父さんと叔母さんはそのうち僕に責任転嫁しそうだからね。お前の杖から出る毒電波が、だとか」
「杖、あるのか?」
「あるよ、ほら」

ハリーがポッケから杖を取り出して見せると、ダドリーはスゲーと目を輝かせた。

「何かやってみろよ」
「また豚の尻尾を生やされたい?」
「いっそのこと完全に豚にしてくれよ」

杖を向けて軽く脅してみてもダドリーは動じずに、そんな投げやりなことを口にした。
その反応を見てこれはどうやら本当に重症のようだと判断したハリーは、本題に入った。

「何があったの?」
「学校が嫌になった」
「どうして?」
「どうしてだろうな」

ダドリーはハリーのことを拒絶しなかった。
バーノン叔父さんやペチュニア叔母さんには話せなかったことを誰かに吐き出したかったのかも知れない。ダドリーは顛末を語った。


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